
2016年03月03日
『讃岐の食文化は日本一』と豪語する理由~その3 第5章★やっと野菜。月ごとに変わる野菜のバリエーション
第5章★そして野菜
ここでやっと野菜の登場です。
米・麦・芋・豆を補完する食材として野菜が多様に活躍しています。
香川県を代表する野菜は「レタス」「ブロッコリー」「金時ニンジン」などでしょうが、
それよりも多様で面白いのが、
県外に出荷されず、県内だけで消費されている、野菜のバリエーションです。
一般的な統計上、香川の野菜には全く特徴がありません。
なぜなら、
讃岐の先人にとっての野菜は
「出荷品目」ではなく「命を繋ぐ食べ物」だったからです。
生活のための野菜として代表的なのが
「冬のダイコン、夏のナスビ」。
ナスと大根の料理のバリエーションは実に見事です。
ですが、
それ以外に
4月:タケノコ
5月:ソラマメ

6月:玉ネギ
7月:ウリ
8月:ナス
9月:カボチャ
10月:サツマイモ

11月:里芋

12月:マンバ
1月:菜の花
2月:ワケギ

3月:葉ゴボウ

(野菜は一例)
のように、それぞれの月に収穫できる美味しい野菜が存在します。

そして野菜の中には、
「マンバ」「葉ゴボウ」のように、
同じ系列のスーパーでも、「香川県内では売っていても、県外の店には売っていない」という事例もあるほど、特徴的な野菜を使いこなします。
(今回は総論なので、ここの野菜についてはまた別の機会に)
このように、月ごとに変わる旬と、それにまつわる食べ方が存在することから、
その季節の野菜が、どれだけ生活に必要なものだったか、
それを、どれだけたくさん作り使いこなして来たか。
そんなことが、この野菜のバリエーションからも伺い知ることができます。
ここでやっと野菜の登場です。
米・麦・芋・豆を補完する食材として野菜が多様に活躍しています。
香川県を代表する野菜は「レタス」「ブロッコリー」「金時ニンジン」などでしょうが、
それよりも多様で面白いのが、
県外に出荷されず、県内だけで消費されている、野菜のバリエーションです。
一般的な統計上、香川の野菜には全く特徴がありません。
なぜなら、
讃岐の先人にとっての野菜は
「出荷品目」ではなく「命を繋ぐ食べ物」だったからです。
生活のための野菜として代表的なのが
「冬のダイコン、夏のナスビ」。
ナスと大根の料理のバリエーションは実に見事です。
ですが、
それ以外に
4月:タケノコ
5月:ソラマメ

6月:玉ネギ
7月:ウリ
8月:ナス
9月:カボチャ
10月:サツマイモ

11月:里芋

12月:マンバ
1月:菜の花
2月:ワケギ

3月:葉ゴボウ

(野菜は一例)
のように、それぞれの月に収穫できる美味しい野菜が存在します。

そして野菜の中には、
「マンバ」「葉ゴボウ」のように、
同じ系列のスーパーでも、「香川県内では売っていても、県外の店には売っていない」という事例もあるほど、特徴的な野菜を使いこなします。
(今回は総論なので、ここの野菜についてはまた別の機会に)
このように、月ごとに変わる旬と、それにまつわる食べ方が存在することから、
その季節の野菜が、どれだけ生活に必要なものだったか、
それを、どれだけたくさん作り使いこなして来たか。
そんなことが、この野菜のバリエーションからも伺い知ることができます。