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Posted by あしたさぬき.JP at

2014年05月30日

フロンティア








私はフロンティア
つまりその道の開拓者に
おおいなる敬意を払います

物の成りたちには
いろいろな立場の方が関わっているのですが

私としては、
開拓者の苦悩や努力は
開拓者にしか理解できないものかと思っております


きみともキャンディ
なのですが
(´Д` )またそこかよ

紛れもなく香川における
地元アイドル文化の開拓者であります

過去のライブ記録が公開されておりますが、当時の苦労がそのデータからだけでも伺い知ることができます

COCOデコルちゃんの
完成度は確かに高いのですが
きみともキャンディ
と言う開拓地があってのものなのですね

cocoちゃんもがっかり応援しますが
どっちを取るのか
と言われれば
フロンティアの悲愴感ただよう

きみともキャンディ
なのてすよね〜

  


Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 12:54Comments(0)きみともキャンディ&cocoデコル

2014年05月29日

コピーは劣化する

以前、学芸員さんとお話ししていたときに
「コピーは劣化する」
というフレーズが飛び出しました。

ようは、原本ではなく、コピーを続けて行くことで
だんだんと品質が悪くなるということです。
光の強さは異なりますが、オリジナルは、オリジナルの光を発しており、その光は徐々にではありますが強さを増すのです。

僕が「きみともキャンディ」を応援するのは

地産地消という観点もそうなのですが、
彼女たちはオリジナルであること。

またそこかい!

フリにしても、なぜそこでそう動くかというバックボーンがあって現在のフリがあるわけで
コピーだけをしていると、そのフリの意味が分からず、
深みが存在しないのですね。


でも実は、コピーでも品質の低下をとめる方法があります。
それは、コピーがオリジナル化すること。
つまり、新たなコンセプト(魂や想い)を注入することなのですね。

これで、そのコピーは一つのオリジナルとなり、
また違った輝きを放つのです。
  


Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 00:35Comments(0)ほんまのその他きみともキャンディ&cocoデコル

2014年05月22日

【考察】扇の的2〜 敵は映画にあり



引き続き
オール讃岐で作るオペラ
【扇の的】です。

【扇の的】を見ていろいろ考えるところがありました。
これを書き綴って参りたいと思います。


第2回 敵は映画にあり
(別に映画を否定しているのではありません)

舞台を見るというのはとても骨が折れる行為です。
評判のいいメジャーどころならまだしも
地域の小さな劇団や、またちょっと趣味の範疇から外れたもの等
時間が拘束されて、ハズレを引いた日には
マニアでない限り、すっかり行く気が失せてしまうでしょう。

しかも、チケットも高いしね。

かといって、頑張って見に行かないと
その地域の舞台芸術というのは
特に地方都市の場合は廃れて行ってしまいますし
この恐ろしい状況において
主催者方のなみなみならぬ努力で
地域の舞台文化は維持されています。

で、その対照をなすのが「映画」
キャベツある程度評判やレビューが出回っていて
キャベツ自分の時間に合わせて見に行けて
キャベツチケットも舞台ほど高くなく
キャベツたくさんの選択肢があります
キャベツ開演までの時間も楽しく過ごせるし
キャベツ会場内は飲食可能だし
これは強敵です。

再度、舞台芸術
りんごメジャーどころでない限り内容が分からない
りんご舞台に合わせてスケジュールを合わせないと行けない
りんごチケットもそれなりに高い
りんご選択肢が少ないし いつでもやっていない
りんご開演までの待ち時間が長い
りんご基本会場は飲食不可
これは太刀打ちできません。

でも、舞台芸術にしかできないものがあります
それが
りんごここだけ感
りんご臨場感

ここだけ感とは
今回の【扇の的】が実証した
「知り合いが関わっている」
知り合いつながりでとりあえず会場に足を運ぶということや

その会場や舞台でしか味わえない演出等の特典を売りにする
(まあ、舞台は本来そのようなものなので、これが伝わらないから苦労しているのですが)


もう一つが臨場感
まあ、舞台自体が臨場感の固まりのようなものですが
もう一つが、会場全体がエンターテインメントと化すこと。


今回の【扇の的】で展示のあった県立ミュージアムの収蔵品


舞台の演出家はいるのですが
会場全体のコーディネーターというもの大事というものです。

その点「バスケットボール」特に「BJリーグ」は
実に、先端をいっており
「バスケット」という舞台と(監督)
「スタジアム運営」というコーディネーター(運営)
がそれぞれに役割を果たしています。
バスケの前座試合があったり、
コンサートをしたり
フードコートを充実したり
ゆるキャラやヒーローがいたり
会場に足を運んだお客様を
バスケット以外でも楽しませ、
かつ試合に興味のない人も楽しませようという努力が実に強く感じ取れます。


で、今回の【扇の的】ですが
これは讃岐の情報発信の旗印となるべく素晴らしい演目だと感じておりますが
それは
舞台だけでなく、プラスαの部分で、様々な発展が可能であるということ。

例えば
祭りうちわ開場を開演の2時間前にして様々な余興を入れる
コンサートでもいいですし
源平紅白キャラバン隊でもいいですし
琵琶法師でもいいですし
漫才でもいいですし
コント劇でもいいですし

早く来た方を楽しませるすべというものは多数あると思います。

祭りうちわ観光情報の発信という観点では
パンフレットに観光情報を入れる
より
ロビーには観光情報を展示プレゼンする
観光映像を会場外で上演する
会場と協議して、地域の食を売る

など、なんぼでも発信すべき情報とすべはあります。


舞台の上になれていると、「観客は席に座っている」という固定観念にとらわれるのですが
バスケは「観客はうろうろしているし、いつでも出入りする」という全く前提条件のもとに成り立っています。

舞台芸術という視点ではなく
観光や食、教育など見る角度を変えれば様々なアイデアが湧いて出るでしょう。

このオペラはどこまで突き抜けて行くのか。とても楽しみな原石が生み出されました。  


Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 13:00Comments(0)ほんまのその他ブースターDE子育て

2014年05月22日

【考察】扇の的〜1 もったいないな〜

扇の的を見ていろいろ考えるところがありました。
これを書き綴って参りたいと思います。


第1回 もったいないよね〜

素晴らしい舞台であった扇の的ですが
まだまだ突き抜けられる要素を持っています。

そのヒントは「芸術以外の要素を取り入れる」であると思います。

今回、屋島を舞台にステージが繰り広げられたのですが
古戦場近くに住んでいる僕としては
正にそこに立っているかのように舞台を楽しめました。

でも
屋島に地理観のない人は楽しめたでしょうか?
歴史、登場人物に関する知識のない人は?

パンフレットに写真のページがあったのですが
あのページは
「屋島の地理」「歴史年表」を入れるともっと深く楽しめたのではないでしょうか?
会場から開演まで1時間もありますし
「源平物語」に関する予備知識をしっかりと含んだ上で
舞台を見るとまた一風変わった楽しみ方ができたと思います。



他には
祭りうちわ会場の展示に、屋島の写真展があれば?

祭りうちわ源平紅白キャラバン隊があれば?


甲冑の展示

舞台芸術だけではなく
美術館、歴史資料館などの協力をあおいでいれば。。。

などなど
アイデアは次々わきます。
1500人も入る会場で
もっと可能性のある情報発信ができたでしょう。

今後、県外進出できうる内容であるこの舞台が
さらに素晴らしいものとなるため、

オペラ「扇の的」だけではなく
高松というブランドを総合的に発信するには何が必要なのでしょうか?
そんなことを考えさせられました。

「扇の的」まだまだ突き抜けられます。  
タグ :扇の的


Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 09:00Comments(0)ほんまのその他

2014年05月21日

【レポート】扇の的


サンポートホール高松10周年記念行事として
企画コンペにより開催に至った
オール香川で作り出すオペラ
「扇の的」

「高松」と言えば「屋島」
「屋島」と言えば「源平合戦」
「源平合戦」と言えば「那須与一」

ということで
平家物語でも有名なシーン
那須与一が扇の的を射るシーンを核にしたオペラでした。


授業の平家物語では
登場人物の置かれた状況
深い心理状態が分かりかねるのですが

今回「扇の的」に至までのわずか1日間の
登場人物の心の動きを実にみごとに表現されておりました。

義経は何を見ているのか?
与一は何を求めているのか?
葵はなぜ扇の的をもったのか?


生死の境目にあり
人々は何を思っていたのか?

また、閉塞した現代社会に、
一筋の光明を照らすようなオペラでした。

讃岐生まれ 讃岐育ち

地域資源を活用すれば何でもできる。
そのきっかけとなる素晴らしい舞台であったと思います

扇の的
ヴラーヴィです。




さてさて、この公演を見ていろいろ考えるところがありました。

今回2日間とも超満員だったのですが
これは
「高松はオペラを受容する市民である」
ことの証拠なのでしょうか?
この公演が一週間のロングランだったら(出演者がそれを可能としたなら)
同じように満員御礼が続いたのでしょうか?

実はそれはちょっと大げさのように思えます。

確かに
今回、かなり気合いの入った企画ですし、
プロモートにも力が入り
主催者スポンサーを含め、かなりの動員がかかっておりました。
(2桁とも言わない知り合いに会いましたしね)
普段は絶対オペラにいきなさそうな方もいらっしゃいました。

「普段は興味を持たない方に発信できた」というのはある種成功でしょうし、
遠くから高いお金を出して出演者を呼ぶよりも
「知り合いが出ている」
というマーケッティングが効果的であるという実証にもなりました。

地元の良さを見つめ、新たなものを創くり出す
「温故創新」
創造都市の挑戦の一つが産声を上げた。そんな印象を受けました。


一幕と二幕の間
ホワイエからは
瀬戸内海に沈む夕日が見えます。
登場人物の心境が重なり合います。
  


Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 09:00Comments(2)ほんまのその他