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Posted by あしたさぬき.JP at

2015年08月27日

【ホームステイ体験記】その3〜今更ながら改めて栗林公園

香川県にこられた国外のお客様をどこにお連れするかは諸説有りますが、
やはり、日本庭園である「栗林公園」は外すことは出来ません。
もちろん、ミシュランガイドの★付きの公園でもあるのですが、
日本の美的感覚を説明するにもってこいの場所でもあります。

と言うことで、玉藻公園も良かったのですが、
「是非娘に栗林公園を見せたい」と言うご要望を受け、栗林公園へ向かいました。

まあ、楽しみ方はいろいろ有るので、おつれするところは人それぞれでしょうが、
今回は、1時間のモデルコース+和船体験と言うことで参りましょう。




東側の門から入って、入場券を買うと同時に和船のチケットも買いましょう。
1時間はかかると思うので、それを見越した乗船時間を設定しましょう。

さあ、園庭をめぐりましょう。
いきなり、風景を楽しむのもいいのですが、
まずはキャッチーに「コイの餌やり」。
鯉の餌をやると言うことにより、テンションを高めましょう。
中心部の風景もきれいなのですが、メインである南池の風景に出逢う前に、まずはコイの餌をやりながら、楽しさを味わいます。

「この庭園はねえ、高松城のお殿様が遊びにきていたところなんですね」
なんて、軽い解説を入れながら、
そして、「ちょっとお茶でも」
と言うことで、掬月亭でお茶を頂いた瞬間、眼前の南池の美しさに圧倒されます。
それまで、コイの餌やりで上がっていたテンションが、美しい物を鑑賞するモードに切り替わります。

もう、ここでは解説の必要なんて有りません。
時間を忘れて風景を楽しむことができます。

そうこうしているうちに「もう船に乗る時間」。
公園の南にしかれた緑の回廊を抜け、太鼓橋を渡り、和船乗り場に到着です。

和船に乗ると、船頭さんがみごとな解説を入れてくれます。
この解説を、頑張って通訳するだけです。
この30分間の通訳は、自分たちの文化を伝えるためのトレーニングにぴったりです。
初めての方にも分かるように洗練された解説文を、自分の持ちうる英語力で伝えるのです。
ただ美しいだけでなく、50年、100年と言うスパンで語られる歴史や文化に、
感嘆を覚えるて頂けるでしょう。

栗林公園の中でもそのエッセンスがつまったゴールデンコースを体験し、
的確な解説を入れた暁には、
これはすばらしい、栗林公園は日本屈指の名園だ!
と感激して帰られるでしょうね。  


Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 07:00Comments(0)国際交流で子育て

2015年08月26日

【ホームステイ体験記】高速艇にて高松港から豊島までを案内してみると

外国の方が香川に訪れる目的、その多くはアートであります。
瀬戸内国際芸術祭の成果から
香川=瀬戸の島々のアート
と言うイメージを持たれて「島」を訪問したいと言うニーズをもたれています。

今回の来訪者のニーズは「豊島」

え?豊島?
直島でも小豆島でもなく豊島ですか?
でも、何かの目的が有り豊島を目指されているのでしょう。
OKOK!
では豊島に参りましょう!
と言うことで、高速艇で高松から豊島(直島経由)に向かうことに。

高松から豊島までの所要時間は50分。
内陸にすむ方にとっては、海や船と言うのだけでも十分楽しいのでしょうが、
折角の50分間。少しくらいは解説を入れないともったいないですよね。
と言うことで、高松を出発して豊島までの島々の解説を随所に入れてみましょう。

(間違っていたらごめんなさいね)

まずは高松港を出発します。

私たちは今から高松港を出発して直島に向かいます。
高松港に隣接した緑地帯は「玉藻公園」。江戸時代におしろが有った場所です。
今では、海岸ぶちに道路が出来ていますが、昔は石垣の手前まで海だったのですよ。

右に見えているのは屋島ですね。
きれいなテーブルマウンテンです。


屋島の沖に有るのが「大島」。
ハンセン病患者の隔離施設と言う歴史を持ちます。

続いて見えてきますのが、女木島。
女木島は、おとぎ話「桃太郎」の『鬼が島』の舞台と言われています。
鬼が棲んでいたと言う洞窟も有るんですよ。
でも、「鬼」はもしかしたら「海賊」だったのかもしれませんね。


つぎに、男木島が見えてきます。
男木島は、瀬戸内海の島々の中でも特別な島です。
「え?何が特別なの?」
男木島には、若い人が移住してきているのです。
小学校も開校したのですよ。
「何で?」
男木島の緩やかな生活や、自然、景観を求められてきたのでしょうか?

女木島と男木島の間を船は抜けて行きますが、
屋島を中心に、右に女木島、左に男木島というシンメトリーはとても美しいですよね。



「あれあれ?西側に見える大きな島は?」
あれは、五色台です。
高松の西側に位置する山々です。
海から見ると、山ではなく、島に見えますよね。
(天気がいいと)遠くに見える長い橋は瀬戸大橋です。


さあ、直島の本村港に着きました。
直島で有名な「赤カボチャ」はこの港の反対側になります。
本村には昔から集落が有った港です。
瀬戸内海はとてもおだやかな海なのですが、やはり風が吹くと荒れます。
ここのように、島や入江に囲まれた場所は、比較的おだやかかですので、集落が発達したのでしょうね。

直島を出発して豊島に向かいます。
まず見えてきた大きな島が小豆島です。
小豆島は淡路島に次いで日本で大きな島。
人口も多く、「醤油」「そうめん」など昔からの伝統文化も多く息づく島です。

そして豊島に到着しました。
豊島は豊かな島と言う意味。
豊島には水が有りました。
「水」は「米」につながり、「米」は「お金」につながります。



さあ、豊島での時間をお楽しみ下さい。


とまあ、これくらいのことでいいので、さっと伝えると、
「島はスゴいな!」
と思っていただき、瀬戸内海が美しいだけでなく、人々の営みが息づくエリアだと言うことが理解いただけるでしょうね。

あとは、毎分のように変わりゆく、竜安寺の石庭ような瀬戸内海のすばらしい風景を楽しんでいただけるでしょう。  


Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 07:00Comments(0)国際交流で子育て

2015年08月25日

【ホームステイ体験記】その1〜総論

故有って、フランスの方のホームステイを受け入れました。
最初はどうなることかと思ったのですが、非常に学びが多く有りましたので、忘れないうちに残しておきたいと思います。

さて、今回のホームステイは4日(3泊4日)で長期滞在と言うよりは、
ちょっとしたイベントのようなスケジュール。
4日間行動をともにしながら、高松の文化や魅力などを紹介すると言うまたの無い機会となりました。


県外の方に香川県や高松市の魅力を紹介するのとでは全く意味合いが異なります。
全く日本の文化を知らない外国の方に何を伝えるのか?
どのように伝えたら、日本の文化、そしてその中で香川の文化を紹介できるのか?
この試行錯誤になります。

今回、一番大事に使った言葉は何かを振り返りますと、
それは
「Traditional」(伝統)です。

高松(広く香川県)には、本当にいろいろ伝統的なものが残っています。
僕の立場では、「食」はもちろんのことですが

「玉藻公園」「栗林公園」という日本屈指の日本庭園。

「和三盆」「のり染め」「漆器」「石材」という伝統文化。

生活様式がそれぞれ異なる「島々」。


そして「豊かな食文化」。
カテゴライズし始めるときりがないのですが、
取り合えず、高松では、これら日本の伝統文化が一気に体験できる類い稀なる都市です。
(まあ他にもいろいろ有るでしょうが)

そのためにも、歴史・文化・人文・生活・気候の観点から、
我々の生活が「伝統」の上に成立していることを説明しないといけなりません。
そして、お客様、つまり来訪者はまさにそれを望まれてますのではないでしょうか?

それぞれ、1時間も語り続けられるとあちらも困りますので、
高松の個々の文化の導入を、それぞれ各1分くらいで自分の言葉で説明できるようになっておればと思うわけですね。
  


Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 22:11Comments(0)国際交流で子育て

2015年08月20日

子育ての基本理念【久しぶりに真面目な記事】

ちょっと久しぶりに真面目な記事を書きます。

縁有って、香川県の県民参画の研修会で15分間の講演の時間を得ました。
(まあ、要は事例発表なのですが)
15分間で、事例発表と、折角15分もお時間を割いていただけるので、
それ以上のメッセージをお伝えせなばと考えております。
で、あんまり、文字に残してしまうと、後々問題が起きそうなことが多いので、
エッセンスだけを記しておきます。

かれこれ20年くらい子育てに関する活動に携わってきて、
最初はその手法がどうとかそんなことをいろいろ考えてきたわけなのですが、
手法はさておき、最近は、「子育ては過程」が大事であると言う結論にいたりました。

子どもが何かを出来るようになると言うのは、別に急に劇的にできるようになるわけでなく、
日々のいろいろな経験の積み重ねなのですね。
子ども会活動、子育て活動、子育て育成、まあいろいろ有りますが、
これらは、結果を求める活動ではなく、
密度の濃い過程を提供するための活動ではないでしょうか?

「過程」なのです。

最近の子どもイベントでは、例えば積み木では出来た成果物であったりするわけですが、
その記念撮影には力を入れるのですが、その過程にたいして同等以上の力を注ぐ方はどれくらいいるでしょうか?


子どもたちはいろいろな活動で、失敗や考察を積み重ねて、成功に結びつけます。
この過程で、見守り導くのが子育てであり、
いわゆる子どもイベントでは、そのようなことに気づいてほしい。
その一瞬を保護者として、大人として大事にしたら、
もっともっと、子どもたちは健やかにのびのびと才能を開花して行くのに。。。
そんなことを感じながら日々活動しているわけです。
(でも、イベントの途中で面と向かってそんなことを指摘すると険悪なムードになるので多くは言えませんけどね)

で、何で今更こんなことを思ったかと言いますと、
僕の子育てに関する活動の基本理念を、
ノーベル賞教育者ガブリエラ・ミストラルさんの詩に見つけ、
その一節を最近改めて思い返したからでもあります。

我々が必要とするものは多いが
それは先にのばせる
しかし、子どもは待てない
今、この瞬間も
子どもの骨格は形づくられ
その血肉は作られ
その知能は発達し続ける
子どもにとって”明日”はない
”今日”しかないのだ


子どもにとって”明日”はない”今日”しかないのだ
今、その一瞬一瞬が大切なのです。  


Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 07:00Comments(0)その他子育て

2015年08月19日

♪あお〜き松風庵(=゜ω゜)ノ







♪あお〜き松風庵
♪あお〜き松風庵

ラジオのCMでおなじみ、
青木松風庵。さん

実は、
青木松風庵さんの本社は、大阪府泉南郡岬町にあることを昨日知りました。Σ(゚д゚lll)
まぢか!こんな企業が岬町にあったんかいなΣ(゚д゚lll)
みたいな。

知ったのは、
「いなかやけどね」
と書かれた
岬町発行のパンフレット。

せっかく地元にこんな凄い企業があるのに、「淡輪盆踊り饅頭」とか「銘菓 夕日百選」とかアイデアはでなかったのかな〜?
とか、他人事ながら思ってしまいました。
(他人事でスイマセン)

そして、このパッケージΣ(゚д゚lll)
大阪出身者ならググッとくる、とても素晴らしいデザインです。

もう、ファンになっちゃいましたよ。(=゚ω゚)ノ
  


Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 17:47Comments(0)