
2016年04月10日
【考察】瀬戸内国際芸術祭2016の来場者について ★ 今回の芸術祭は台湾からのお客様がたくさんこられています。何故?
瀬戸内国際芸術祭2016春会期も
折り返し地点にさしかかりました。

で、
芸術祭には海外からのお客様も高松にたくさん来られるのですが、
その中でも、今回の芸術祭で増えているのは
台湾からのお客様。
何故でしょうか?
高松⇔台湾(台北(桃園))便
が週6往復出ている。
というインフラの整備はそのとおりなのですが、
それだけでは説明がつきません。
で、これが全てではないですが、
少し考察をしたいと思います。

(小豆島のgrafさんのジェラートショップの中に架かっていた素晴らしい色鉛筆画)
今回、とあるアーティストの方とお話の中で
「今回は台湾の方が多い」
「毎週末に台湾から高松に来られる方もいる」
というお話を伺いました。
折しも、台湾からのお客様がそこに入ってこられて、
その話題について意見交換をされました。
で、その中で、出てきたトピックは
日本の観光地で、東京、大阪、北海道は行き飽きた。
高松にも行けるようになったし、ちょうど芸術祭が開催されていて、旅行の目的も明確である。
大阪東京北海道よりも、近い!
日本語がわからなくても、漢字から理解できる。
そして何より、台湾の人は日本が大好きですからね!
先日、観光に関する勉強会で、
高松への海外のお客様の人数を、
国の人口を母数で割ると、
人口のうち何%が高松に来ていることが分かる。
そこで、トップになったのは「台湾」。
インバウンドとしてPRをするのに、
費用対効果が高いのは台湾。
というような示唆もありました。
短期間のうちに、違うアプローチから
「台湾」というキーワードが出てきました。
台湾という高松から遠くて、でも近い国にたいする認識を高めないと行けないと思ったのです。
折り返し地点にさしかかりました。

で、
芸術祭には海外からのお客様も高松にたくさん来られるのですが、
その中でも、今回の芸術祭で増えているのは
台湾からのお客様。
何故でしょうか?
高松⇔台湾(台北(桃園))便
が週6往復出ている。
というインフラの整備はそのとおりなのですが、
それだけでは説明がつきません。
で、これが全てではないですが、
少し考察をしたいと思います。

(小豆島のgrafさんのジェラートショップの中に架かっていた素晴らしい色鉛筆画)
今回、とあるアーティストの方とお話の中で
「今回は台湾の方が多い」
「毎週末に台湾から高松に来られる方もいる」
というお話を伺いました。
折しも、台湾からのお客様がそこに入ってこられて、
その話題について意見交換をされました。
で、その中で、出てきたトピックは

高松にも行けるようになったし、ちょうど芸術祭が開催されていて、旅行の目的も明確である。



先日、観光に関する勉強会で、
高松への海外のお客様の人数を、
国の人口を母数で割ると、
人口のうち何%が高松に来ていることが分かる。
そこで、トップになったのは「台湾」。
インバウンドとしてPRをするのに、
費用対効果が高いのは台湾。
というような示唆もありました。
短期間のうちに、違うアプローチから
「台湾」というキーワードが出てきました。
台湾という高松から遠くて、でも近い国にたいする認識を高めないと行けないと思ったのです。
2015年09月18日
【ホームステイ奮闘記】その4 クリスチャン=ボルタレンスキー!
我が家にホームステイしたフランスからのお客様が
「どうしても豊島に行きたい!」
とのご要望。
「直島」でも「小豆島」でも無く
「豊島」
OKOK!
豊島も魅力満点ですからね。
と言うことで

高松港から高速艇に乗って

瀬戸内の島々の間を抜けて

豊島に到着。

目的地は
「豊島美術館」ではなく
クリスチャンボルタレンスキーの「心臓の音 アーカイブス」です。
よくよく話を聞くと
中学3年生(14歳飛び級)が美術の時間で
「クリスチャンボルタレンスキー」の研究をしているから!
とのこと。
「クリスチャンボルタレンスキー」!!!
ゴッホやセザンヌではなく
「クリスチャンボルタレンスキー」ですよ。
「人の死の生存」と言うテーマにアートを作り続けるアーティストの研究を中学でしているのです。
何じゃそりゃ!
日本やったら大学生でもしないようなレベルの勉強をしています。
良く話を聞くと、
別にガリ勉でもないし、夕方5時には家に帰ってくる、
2ヶ月間の夏休みには宿題は無し!
クラブ活動も水曜日と土曜日の午後にするだけ。
日本では考えられないような中学生生活をしています。
しかし、飛び級。
いや、確かに読んでいる本はかなりレベルの高いもの。
この差は一体なんなんだろう?
と考える機会を得ました。
一つ仮説を立てるのならば、
彼女(フランスの学生)は
*今回は、フランスの方しか接していませんのでフランスの学生と限定しておきます。
「覚える」では無く「考える」ということに時間を使っているのだ。と言うこと。
勉強として「覚える」と言うことも大事ですが、
それ以上に「自分で考え調べる」ことに重点を置いた勉強をしていることが推測できます。
「自分で考え調べる」ことで、
教科書に無いことも調べて自分の中で理解しないと行けないですし、そうすることで効果の高い学習効果もあげられるでしょう。
そうか、そういうことか!
と、勝手に理解したのでした。
「どうしても豊島に行きたい!」
とのご要望。
「直島」でも「小豆島」でも無く
「豊島」
OKOK!
豊島も魅力満点ですからね。
と言うことで
高松港から高速艇に乗って
瀬戸内の島々の間を抜けて
豊島に到着。
目的地は
「豊島美術館」ではなく
クリスチャンボルタレンスキーの「心臓の音 アーカイブス」です。
よくよく話を聞くと
中学3年生(14歳飛び級)が美術の時間で
「クリスチャンボルタレンスキー」の研究をしているから!
とのこと。
「クリスチャンボルタレンスキー」!!!
ゴッホやセザンヌではなく
「クリスチャンボルタレンスキー」ですよ。
「人の死の生存」と言うテーマにアートを作り続けるアーティストの研究を中学でしているのです。
何じゃそりゃ!
日本やったら大学生でもしないようなレベルの勉強をしています。
良く話を聞くと、
別にガリ勉でもないし、夕方5時には家に帰ってくる、
2ヶ月間の夏休みには宿題は無し!
クラブ活動も水曜日と土曜日の午後にするだけ。
日本では考えられないような中学生生活をしています。
しかし、飛び級。
いや、確かに読んでいる本はかなりレベルの高いもの。
この差は一体なんなんだろう?
と考える機会を得ました。
一つ仮説を立てるのならば、
彼女(フランスの学生)は
*今回は、フランスの方しか接していませんのでフランスの学生と限定しておきます。
「覚える」では無く「考える」ということに時間を使っているのだ。と言うこと。
勉強として「覚える」と言うことも大事ですが、
それ以上に「自分で考え調べる」ことに重点を置いた勉強をしていることが推測できます。
「自分で考え調べる」ことで、
教科書に無いことも調べて自分の中で理解しないと行けないですし、そうすることで効果の高い学習効果もあげられるでしょう。
そうか、そういうことか!
と、勝手に理解したのでした。
2015年09月17日
【ホームステイ奮闘記】その5 セブンイレブンとスターバックス
先日、フランスからのお客様を案内した時に
「日本は良いね〜」
とおっしゃられました。

で、何が良かったのか?
食でも
観光地でも
島々でも
新幹線でも
気候でも
無いのです。
それは
「セブンイレブンとスターバックス」
です。
最初、なにそれ?とか思ったのですが、
お話しするうちにその重要性が理解できました。
■セブンイレブン
これは別に、セブンイレブンでもファミリーマートでもどこでも良いのですが、
要は、ATMがあるコンビニであること。
つまり
安心して、24時間お金を引き出すことができるインフラ
のことです。
■スターバックス
これは、最初全く理解できませんでした?
飲み慣れたコーヒーが飲みたいの?
ではなく、正解は
「wi-Fi整備された場所」
のことでした。
「旅行」という言葉の組み立てから考えてみましょう。
日本人の旅行って結構「観光旅行」ですよね。
過密なスケジュールでいろいろな観光地を回り、食事を食べまくる。そんなスタイルです。
でも、日本に来られる方はもちろん「観光旅行」で来られる方もおられますが、
「ヴァカンス(長期休暇)」で来られる方も少なくありません。
「ヴァカンス(長期休暇)」といっても、
こんなにもブロードバンドが整備された昨今、
1週間や1か月仕事から遠ざかっているのではなく、
1日数時間でも本国とやり取りをしながら仕事をされる方も少なくありません。
今回、我が家にホームステイされた方も、
「1日1時間は仕事の時間に当てるので、そのような環境の場所に案内してほしい」
と、ご要望を出されました。
ここで必要となるのがWi-Fi
重要なのは、Wi-Fiが飛んでることではなく
Wi-Fi環境が整備された場所があること。
それも、街中がWi-Fi環境に有るのではなく、
腰を据えてパソコンで仕事できる場所にWi-Fiがあることなのです。
その視点で、スターバックスを見ると、
★Wi-Fi
★静かに仕事ができるスペースが有る
★コーヒーも飲める
★しかも、全世界にあり、安心してお店に入れる
と言う位置づけのお店なのですね。
ですので、
コンビニは、もう生活インフラのように日本全国有りますので、
後はWi-Fi整備されたスペース。
例えば、
観光地にはWi-Fi整備されたパブリックスペースが有る
美術館にはWi-Fi整備されたパブリックスペースが有る
主要駅にはWi-Fi整備されたパブリックスペースが有る
という目的をしっかりと考えた環境が必要と言うことですね。
しかも、地方都市は、大都会のように人がごみごみしていないので、
外国の方が立ち寄るような場所に、きっちりと環境を整備しておけばもっと人気が出る、そのように思った次第です。
「日本は良いね〜」
とおっしゃられました。

で、何が良かったのか?
食でも
観光地でも
島々でも
新幹線でも
気候でも
無いのです。
それは
「セブンイレブンとスターバックス」
です。
最初、なにそれ?とか思ったのですが、
お話しするうちにその重要性が理解できました。
■セブンイレブン
これは別に、セブンイレブンでもファミリーマートでもどこでも良いのですが、
要は、ATMがあるコンビニであること。
つまり
安心して、24時間お金を引き出すことができるインフラ
のことです。
■スターバックス
これは、最初全く理解できませんでした?
飲み慣れたコーヒーが飲みたいの?
ではなく、正解は
「wi-Fi整備された場所」
のことでした。
「旅行」という言葉の組み立てから考えてみましょう。
日本人の旅行って結構「観光旅行」ですよね。
過密なスケジュールでいろいろな観光地を回り、食事を食べまくる。そんなスタイルです。
でも、日本に来られる方はもちろん「観光旅行」で来られる方もおられますが、
「ヴァカンス(長期休暇)」で来られる方も少なくありません。
「ヴァカンス(長期休暇)」といっても、
こんなにもブロードバンドが整備された昨今、
1週間や1か月仕事から遠ざかっているのではなく、
1日数時間でも本国とやり取りをしながら仕事をされる方も少なくありません。
今回、我が家にホームステイされた方も、
「1日1時間は仕事の時間に当てるので、そのような環境の場所に案内してほしい」
と、ご要望を出されました。
ここで必要となるのがWi-Fi
重要なのは、Wi-Fiが飛んでることではなく
Wi-Fi環境が整備された場所があること。
それも、街中がWi-Fi環境に有るのではなく、
腰を据えてパソコンで仕事できる場所にWi-Fiがあることなのです。
その視点で、スターバックスを見ると、
★Wi-Fi
★静かに仕事ができるスペースが有る
★コーヒーも飲める
★しかも、全世界にあり、安心してお店に入れる
と言う位置づけのお店なのですね。
ですので、
コンビニは、もう生活インフラのように日本全国有りますので、
後はWi-Fi整備されたスペース。
例えば、
観光地にはWi-Fi整備されたパブリックスペースが有る
美術館にはWi-Fi整備されたパブリックスペースが有る
主要駅にはWi-Fi整備されたパブリックスペースが有る
という目的をしっかりと考えた環境が必要と言うことですね。
しかも、地方都市は、大都会のように人がごみごみしていないので、
外国の方が立ち寄るような場所に、きっちりと環境を整備しておけばもっと人気が出る、そのように思った次第です。
2015年09月12日
【ホームステイ体験記】高松のレンタサイクル

高松のすごいところはいろいろございますが、
海外の方が驚かれて、
なるほどそのとおり!と納得したのが
高松市のレンタサイクルシステム。
元々、このレンタサイクルのシステムは、
「高松市が自転車王国で、放置自転車に苦慮していた」
ところが施策のスタートと聞いています。
だんだんと、システムがブラッシュアップされ、
施策スタート時よりもかなり良いシステムへと進化しています。
で、今回、フランスのお客様を案内して、高松の自転車事情が実にすばらしいことに気が付いたので、ここに書き留めます。
★その1 ~とりあえずどこまでも行ける!
高松って意外なことなのですが超平坦な土地なので、自転車と体力があればひたすらどこまでも(山を除く)行けます。
大学時代、アルバイトに行くために、高松中心部からサンメッセまで平気で行っておりました。
僕は出身が大阪なんですが、大阪はまさに『多坂』のごとく、坂が多いのです。
確かに、大阪市中心部は埋め立て地や、淀川の洲なので、平坦なのですが、
自動車事情がスムーズな自転車の運転を許してくれません。
周辺部は、丘陵地で、自転車を押さなければんらない坂なんて普通に有ります。
それに比べたら高松の平坦なこと平坦なこと!
しかも、船に乗れば島にだって行けちゃいます。
本当に、自転車交通に合った街です。
★その2 ~楽々レンタル、楽々返却
高松のレンタサイクルのすばらしさは、レンタルポートの立地。
JR高松駅、JR栗林駅
琴電瓦町、片原町、栗林
そして、高松市役所、丸亀町商店街
と市内の此処ぞ!と言う場所にレンタルポートを設置しています。
確かに、初めて借りる方に取っては、書類書いたり、身分証明書を見せたりで大変なのですが、
2回目からは、ICカードにも情報が入れられるので、らくらくすいすい借りることでき、返却することができます。
★その3 ~200円という破格値。
さらにさらにの極めつけが
『1日200円!』の超激安価格!
元々放置自転車を有効活用すると言う視点からスタートしているので、元手がほとんどかかっていません。
ですので、200円という超破格帯が実現するわけですね。
先日案内したフランスのお客様のお言葉を借りて
高松市のレンタサイクルシステムの素晴らしさを客観化しますと、
「高松はいいよね~平たいからどこまでも行けちゃうね~まさに自転車都市だよ!」
「自転車返したのはいいけど、駅まで何Km歩くんだい?えっ?ここが駅かよ!ワォ!」
「200円だけ?追加料金いらないの?ヒュ~信じらんね~よ!他の都市の10分の1だね!」
本当に驚愕されておりました。
あとは、
街中の自転車をのて通行できない場所の周知や
駐輪禁止場所と無料駐輪所の周知が出来れば完璧なのでしょうね。
2015年08月27日
【ホームステイ体験記】その3〜今更ながら改めて栗林公園
香川県にこられた国外のお客様をどこにお連れするかは諸説有りますが、
やはり、日本庭園である「栗林公園」は外すことは出来ません。
もちろん、ミシュランガイドの★付きの公園でもあるのですが、
日本の美的感覚を説明するにもってこいの場所でもあります。
と言うことで、玉藻公園も良かったのですが、
「是非娘に栗林公園を見せたい」と言うご要望を受け、栗林公園へ向かいました。
まあ、楽しみ方はいろいろ有るので、おつれするところは人それぞれでしょうが、
今回は、1時間のモデルコース+和船体験と言うことで参りましょう。

東側の門から入って、入場券を買うと同時に和船のチケットも買いましょう。
1時間はかかると思うので、それを見越した乗船時間を設定しましょう。
さあ、園庭をめぐりましょう。
いきなり、風景を楽しむのもいいのですが、
まずはキャッチーに「コイの餌やり」。
鯉の餌をやると言うことにより、テンションを高めましょう。
中心部の風景もきれいなのですが、メインである南池の風景に出逢う前に、まずはコイの餌をやりながら、楽しさを味わいます。
「この庭園はねえ、高松城のお殿様が遊びにきていたところなんですね」
なんて、軽い解説を入れながら、
そして、「ちょっとお茶でも」
と言うことで、掬月亭でお茶を頂いた瞬間、眼前の南池の美しさに圧倒されます。
それまで、コイの餌やりで上がっていたテンションが、美しい物を鑑賞するモードに切り替わります。
もう、ここでは解説の必要なんて有りません。
時間を忘れて風景を楽しむことができます。
そうこうしているうちに「もう船に乗る時間」。
公園の南にしかれた緑の回廊を抜け、太鼓橋を渡り、和船乗り場に到着です。
和船に乗ると、船頭さんがみごとな解説を入れてくれます。
この解説を、頑張って通訳するだけです。
この30分間の通訳は、自分たちの文化を伝えるためのトレーニングにぴったりです。
初めての方にも分かるように洗練された解説文を、自分の持ちうる英語力で伝えるのです。
ただ美しいだけでなく、50年、100年と言うスパンで語られる歴史や文化に、
感嘆を覚えるて頂けるでしょう。
栗林公園の中でもそのエッセンスがつまったゴールデンコースを体験し、
的確な解説を入れた暁には、
これはすばらしい、栗林公園は日本屈指の名園だ!
と感激して帰られるでしょうね。
やはり、日本庭園である「栗林公園」は外すことは出来ません。
もちろん、ミシュランガイドの★付きの公園でもあるのですが、
日本の美的感覚を説明するにもってこいの場所でもあります。
と言うことで、玉藻公園も良かったのですが、
「是非娘に栗林公園を見せたい」と言うご要望を受け、栗林公園へ向かいました。
まあ、楽しみ方はいろいろ有るので、おつれするところは人それぞれでしょうが、
今回は、1時間のモデルコース+和船体験と言うことで参りましょう。
東側の門から入って、入場券を買うと同時に和船のチケットも買いましょう。
1時間はかかると思うので、それを見越した乗船時間を設定しましょう。
さあ、園庭をめぐりましょう。
いきなり、風景を楽しむのもいいのですが、
まずはキャッチーに「コイの餌やり」。
鯉の餌をやると言うことにより、テンションを高めましょう。
中心部の風景もきれいなのですが、メインである南池の風景に出逢う前に、まずはコイの餌をやりながら、楽しさを味わいます。
「この庭園はねえ、高松城のお殿様が遊びにきていたところなんですね」
なんて、軽い解説を入れながら、
そして、「ちょっとお茶でも」
と言うことで、掬月亭でお茶を頂いた瞬間、眼前の南池の美しさに圧倒されます。
それまで、コイの餌やりで上がっていたテンションが、美しい物を鑑賞するモードに切り替わります。
もう、ここでは解説の必要なんて有りません。
時間を忘れて風景を楽しむことができます。
そうこうしているうちに「もう船に乗る時間」。
公園の南にしかれた緑の回廊を抜け、太鼓橋を渡り、和船乗り場に到着です。
和船に乗ると、船頭さんがみごとな解説を入れてくれます。
この解説を、頑張って通訳するだけです。
この30分間の通訳は、自分たちの文化を伝えるためのトレーニングにぴったりです。
初めての方にも分かるように洗練された解説文を、自分の持ちうる英語力で伝えるのです。
ただ美しいだけでなく、50年、100年と言うスパンで語られる歴史や文化に、
感嘆を覚えるて頂けるでしょう。
栗林公園の中でもそのエッセンスがつまったゴールデンコースを体験し、
的確な解説を入れた暁には、
これはすばらしい、栗林公園は日本屈指の名園だ!
と感激して帰られるでしょうね。