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Posted by あしたさぬき.JP at

2016年04月30日

農業が作る土地の風景 ★ 讚州と泉州の風景の違いからの考察

その土地の風土(気候であり土壌であり水事情であり人口状況等)が、その土地特有の農業を生み、
その農業が、その土地特有の風景を作ります。

その土地の農村の風景は
自然界(地形)
そしてその土地特有の農業により
同じように見えても
良く観察するととても異なっていることが分かります。

先日行った
大阪府泉南郡の風景
高松と気候的似ているのですが、風景は全く異なります。

泉南郡の風景の特徴的なもの
それは
玉ねぎ小屋
です。


農園にはある一定の割合で同じような構造、面積をもつ
玉ねぎ小屋
が存在します。
その昔は、収穫されたタマネギを干して貯蔵することに使っておられたそうですが、
現在はその役割は薄くなったもののの
農業の資材(例えば収穫したコメのはぜかけの道具や、稲藁など)を保管することに
現在も使われています。



泉南郡は「泉州玉ねぎ」の産地としても有名で、その作物の選択から、この風景が作られてきたことは容易に想像つきます。




同じ初夏の風景でも、
高松と品目は似通っているものの
高松はソラマメ




泉州は玉ねぎ


と、主要な品目は異なります。


それら農産物により、その土地土地の風景は進化してきたことを感じることができます。  


Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 21:21Comments(0)野菜DE子育て