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Posted by あしたさぬき.JP at

2016年04月20日

【ブックレビュー】ちいさいおうち ★ なぜ、PTA活動にたずさわるのか?要は、こういうことなのです。

絵本に時の流れを写し込む
ロバート リーバートン さんの名作
『ちいさいおうち』




まあ、今更あえて紹介するほどのもんでもないのですが、
前日、学校に立ち寄って、ふと目に入ったので改めて読んでみると、
内容は十分分かっていたものの、
感動してしまいました。



ストーリーはもうみなさんご存知のことと思いますが、

田舎にあったちいさいおうち。
のどかな自然の中でのんびりとたたずんでいたちいさいおうちですが、
だんだんとその周りが開発され、
ついには都会に取り残され
廃屋と化します。
でもある日、かつての住人の子孫が、この家を目にとめ、
再び、かつてのようなのどかな生活が訪れます。


で、
PTA活動も要はこのようなことなのですね。
「ちいさいおうち」を、「子ども」と置き換えてみましょう。
子どもたちは、その地域の中で、大きくなってきますが、
大人になるにつれ、
いろいろな世界に旅立ち、
そして、もしかしたら心が疲れきってしまうかもしれません。
でも、そのような時、心を癒し、再び生きる力を芽生えさせるのが、
ふるさとの風景であったり、学校であったり、友達であったりします。

そんな種をまき、再び子どもたちが立ち寄る心のよりどころをつくるのが、PTA活動なのかな〜
なんて思いました。

そしてまた、その子どもたちが、私たちと同じように、
次の世代を導いてくれればなと感じます。


と、とても感動的な内容ですが、
こんな話を人前でしたら、感動的すぎて一人だけ泣いてしまうので、
文章に書き残すまでにしましょう。  


Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 07:00Comments(0)絵本で子育て