
2016年04月15日
屋島が輝く季節 ★ 春の時期の山の色の移ろいはとても美しいのです。特に北側にある山は。

山の四季を表す表現で
春 山笑う
夏 山滴る
秋 山装う
冬 山眠る
があります。
春は、一気に木々が芽吹き、花が咲き乱れ、
一日、一日、同じ姿を見せません。
まさに
山笑う
要に、刻一刻と姿を変えます。
で、同じ山でも
北側にある山と南側にある山では全く異なる見え方をします。
それが、太陽の位置。
太陽を正面に山を見てしまうと、山の色が黒くなったり霞んだりするのですが、
太陽を背にして山を見ると、太陽の光で山の木々がとても色鮮やかに見えます。
高松は、背山臨水の地形で、基本的に北側には海しか無いのですが、
唯一、北側にある山、それが屋島です。
(まあ、五剣山とか五色台とか、清願寺山とか、言い出したらきりがないですが)
3月末、桜の花が開き始める頃から、
5月の新緑の季節までの約1月半。
屋島は本当に多彩な変化を見せ、緑に輝きます。
昼間に屋島の南側の麓(JR屋島駅の陸橋など)に立ち寄られた際には、
是非屋島を仰いでみてくださいね。