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Posted by あしたさぬき.JP at

2010年02月03日

マンバのけんちゃんを考察する

かなり持論が入っていますが、今全国的にブームである「マンバのケンちゃん」を考察します。

どれくらいブームかというと、東京の市場から高松市中央卸売市場に「マンバを送ってくれ!」という依頼が入るほどです。

さぬきを代表する郷土料理、それはなんと言っても
マンバのケンちゃん(ひゃっかのおせっか)
でしょう。
さぬきの郷土野菜である「マンバ(ひゃっか)」を炒め煮るという料理なのですが、県外の方がこの名前を聞いて料理を想像はできません。

■正式名称
まず、この料理の正式名称(標準語名)ですが
高菜のけんちん煮これではないかと思います。

■マンバとは?
マンバ」ですが、この野菜はラーメンの付け合わせでおなじみ、日本3大漬け菜の一つである高菜です。
聞いて驚くかも知れませんが、その中でもかなりメジャーな「三池高菜」が栽培されていると考えられます。
香川では、高菜の葉が大きく育ち、次々に葉が生えてくる性質を利用して、大きくなった下の葉から順番に収穫していくという栽培方法をとっています。
高菜を主要な副菜用の野菜として扱っているのは、全国でもまれでしょうし、多分この栽培方法は全国でももっとまれでしょう。

■けんちゃん?
次に「ケンちゃん」の部分ですが、これはいわゆる「けんちん煮」のことです。
巻繊(けんちん、けんちゃん
ウィキペディアにもありますが、紛れもなく「けんちん煮」(野菜を豆腐などと炊いた食べ物)です。

つまり、高菜を豆腐などと一緒にたいた料理=マンバのケンちゃんなのです。

以下オマケ。
■マンバは灰汁が強いのか?
マンバは一般に灰汁が強く、ケンちゃんにする場合は、マンバを湯がいて一晩水につけないと灰汁が抜けないといわれています。
果たしてそうなのでしょうか?
食品成分表で調べると、主要な灰汁み成分である「硝酸イオン」は言うほど多くありません。
それではなぜか?
それは、マンバを豆腐などと一緒に炊いて、一晩おくとマンバの色素成分が豆腐に移り、何とも美味しくない色になります。
「お白花(せっか)」といわれるくらい色を気にするので、その色素を除去するために一晩漬けるのであると考えられます。

また、マンバ独特のピリ辛成分を除去するということもあると思われます。

■別の料理
それでは、マンバを別の料理で頂いてみましょう。

シンプルにおひたしとしてみましょう。
マンバを、茎と葉に切り分け、それぞれを湯がきます。
それをショウガ醤油で頂くととても美味しい料理になります。
ぜひお試しあれ。  


Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 21:34Comments(0)野菜DE子育て

2010年02月03日

青森りんごキャンペーン

今日は,香川県内で青森りんごキャンペーンが行われています。これから8月まで出荷をされる青森産りんごをPRするイベントで,青森からキャンペーンレディ「ミスりんご」の高橋まどかさんが来られています。早速朝7時から,高松市中央卸売市場にてPRをされました。これから福祉施設,幼稚園,高松市役所で青森産リンゴのPRをされるようです。今年は高松市内の国公立幼稚園にリンゴを配られるようで,園児たちは今日の昼食に美味しいリンゴを食べるのでしょう。  


Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 07:54Comments(0)野菜DE子育て