
2010年11月29日
2010年11月29日
ブラボー:ジゼル〜その2

昨日,アルファあなぶきホール(旧:香川県民ホール)で開催された,「ジゼル」(全幕)のレポートです。
メインは,うちの娘もお世話になっている「島田芸術舞踊学校」さまです。
何はともあれ,
「感動した」

の一言です。
ここ数年,バレエについて,いろいろ勉強する機会があったので,
ストーリーや動きについての知識が増えたこと,
知り合いの方々数出演されていること,
などなど,
感動を増幅させる要因は多かったものの,
バレエでここまで感動できるとは今まで思ってもみなかったです。
漫画「スバル」ではないですが,
踊りと音楽だけなのに,台詞が脳裏に浮かんでくるというという感覚です。
また,今回は,
高松交響楽団の皆様の生演奏での上演であり,

舞台の底から沸きあがってくる音楽も,
実に素晴らしかったです。
「ジゼル」
のストーリーとしては,
要は
村娘ジゼルと,貴族のアルブレヒトの恋の物語なのですが,
ざっくり言って
第1幕
では,
アルブレヒトへの恋が芽生えるジゼルから
ジゼルの幸せの絶頂と,
アルブレヒトの身分を知ってからの,絶望のどん底
からジゼルの死までを
第2幕
では,
ジゼルの墓参りに行くアルブレヒトと,精霊となったジゼルの
心の交流,別れ,アルブレヒトの立ち直り
から構成されます。
まあ,ぶっちゃけ言ってしまうと身も蓋もないのですが,
アルブレヒトの身勝手で,2人が死んでしまうという,
突っ込みどころ満載のシナリオなのですが,
この部分にはぱっと目をつぶって,
観ておりますと,
もう感動感動感動!です。
役者の皆様
演奏者の皆様
そして島田校長を始めとした運営の皆様
とても素晴らしい時間をありがとうございました。
観劇にパワーを使いすぎて,
夜の9時にはバタンキューしてしまいました。
あまりにも感動しすぎたので,
次回
■ストーリーについて,今回の見所解説(いまさらながら)
■ジゼルという演目を選んだ素晴らしさ
について,書いてまいりたいと思います。