
2015年02月24日
【考察】八朔寿司
先日のレアベジサミットで
「八朔寿司」なる郷土料理を知りました。

要は、八朔
つまり「八月朔日」、旧暦の8月1日、 新暦では8月末から9月の末にかけての新月の日に食べる
さぬき独特の甘いちらし寿司
のことです。
で、ここに入っている食材として
「サトイモ」がありまして、
ご年配の方にとってみたら、「サトイモ入りのちらし寿司」はとても好物なのだそうです。
ちらし寿司にサトイモが入っていること自体驚きなのですが、
お寿司という保存食に、腐り易いサトイモを入れることにも驚きました。
基本、さぬきの食というのは「米をけびる(けちる)」ことが出発点になるのですが、
この料理は、大事な米をわざわざ腐り易い料理にしているのですよね。
さぬきの食文化の基礎からのアプローチとして、
(1)サトイモを入れて米をけびる(けちる)
と考えてしまいがちなのですが、
この「八朔寿司」についてはそれよりも
身が入り始めたサトイモをわざわざ早掘りして、
(2)初物を食べる
というアプローチからの食であることに気が付きました。
奥が深いですよね。
「八朔寿司」なる郷土料理を知りました。
要は、八朔
つまり「八月朔日」、旧暦の8月1日、 新暦では8月末から9月の末にかけての新月の日に食べる
さぬき独特の甘いちらし寿司
のことです。
で、ここに入っている食材として
「サトイモ」がありまして、
ご年配の方にとってみたら、「サトイモ入りのちらし寿司」はとても好物なのだそうです。
ちらし寿司にサトイモが入っていること自体驚きなのですが、
お寿司という保存食に、腐り易いサトイモを入れることにも驚きました。
基本、さぬきの食というのは「米をけびる(けちる)」ことが出発点になるのですが、
この料理は、大事な米をわざわざ腐り易い料理にしているのですよね。
さぬきの食文化の基礎からのアプローチとして、
(1)サトイモを入れて米をけびる(けちる)
と考えてしまいがちなのですが、
この「八朔寿司」についてはそれよりも
身が入り始めたサトイモをわざわざ早掘りして、
(2)初物を食べる
というアプローチからの食であることに気が付きました。
奥が深いですよね。