2013年07月16日
四国地区人権教育研究大会
四国地区人権教育研究大会
の分科会
「人権擁立をめざす地域の教育力」
〜「学生の子ども会活動への参加と意義と成果」
に参加してまいりました〜
教授のゼミ生が地区の子ども会や学習会に主体的に参加し,それを通じ
子ども達の学習状況や子ども達の意欲の向上など,影響についての発表でした。
中でも,
(1)子ども達は「教育を受けるチャンス」ではなく「教育を受けて伸びるチャン
ス」を奪われている
(2)子ども達は「身近なロールモデル」に触れて成長する
という発言にたいへんな感銘を受けました。
このことは今の子ども会活動に求められていることであるでは無いでしょうか?
子ども会活動は「子ども達に遊びを提供する」という手段にとらわれて,またその
手段・過程が煩雑であることから,その目的を見失い迷走するという自体にも陥り
がちです。
地域の希薄化・子ども達の生活体系の個別化に伴い
子ども達が多くの外部の人たちから影響を受ける事が少なくなっている現代,
異世代交流の場である「子ども会」の先輩
地域のよき先輩である「ジュニアリーダー」
は,地域の小さな子ども達にとっても身近な目標・人生のロールモデルになり得え
ます。
今一度,子ども会・地域での核なる「リーダー」的児童の育成が必要になってくる
のでしょう。
その「リーダー」を核に子ども会を運営することが求められていると個人的には感
じます。
確かに,中学校に行くと「部活の先輩」などのロールモデルが存在するのですが
小学生時代のロールモデルの必要性を強く感じました。
そして,教育や子育てに格差が生じている昨今,
子ども会活動をはじめ,PTA,地域活動に「携える」という,時間,金銭,能力,理
念を持ったスタッフは,
「地域活動に参加するチャンス」を提供するのではなく
「地域活動に参加して成長するチャンス」を提供する
ような活動や理念が必要ではないのかと感じた次第です。
Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 19:48│Comments(0)
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