
2014年08月27日
「ゲーム2時間以上4割/県内中3、全国平均上回る」の記事
ちょっと話題になっている今日の四国新聞のこの記事。
危機感を持たれた方も多いかもしれません。
我々の時代もファミコン絶頂期で同じような状況だったかもしれませんが、
親の目を盗んで、とか友だちの家に押し掛けて、とかいわゆるビフォアー5の時間であったと思います。
今回の調査事例は、子どもたちのアフター5の時間が含まれております。自分たちの成長の時間を削って、テレビゲームにふけっているのですね。
また、中学3年生になって、2時間ゲームを始めたのではなく、これまでの生活でテレビゲームが習慣付き、抜け出せなくなっているような状況なのかも知れません。
例えば1日2時間ゲームをするとして、
この2時間はどこから差し引くのでしょうか?
睡眠時間?それとも勉強時間?親子の時間?友だちとの時間?
1日24時間しか無くて、学校行くを差し引いて、最低限の睡眠時間を引いたら、何が残るのでしょうか?
中学生の平均的な生活を想像してみますと
7時起床
部活して帰宅が18時
ご飯を食べて
19時〜23時までの4時間を自由時間として
というように引き算で計算して行くと、もう勉強時間が存在しません。
また、1日2時間(1/12日)して、1年で約700時間、ざっくり1月分(11/12ヶ月)をゲームに費やしていることになるのですね。
ざっくり言って、18歳までのうち、1年半を費やしています。
さらに問題は、今回2時間を問題にしているのですが
内、3時間以上は20%
内、4時間以上は10%
とあり、いったいこのたちはどんな生活をして、将来設計はどうなっているのか?
僕は、不祥、学校評議委員もしていて、
これらの生データを見る機会があるり、
実際、地域の子どもたちと接する機会が増える中で、
一人の大人として何ができるのか?
そんなことばかり考えてしまいます。

駅でボードゲームをする風景。
これは、全く問題ではありません。
====以下、引用http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/education/20140827000151
文部科学省が2014年度の全国学力テストに合わせて実施したアンケートで、香川県内では平日に2時間以上テレビゲーム(スマートフォンや携帯式ゲーム機を含む)をする中学3年生が約4割に上り、全国平均を2・4ポイント上回ったことが分かった。また、家庭学習の時間が全国平均より短いことも明らかになり、県教育センターは「ゲームの時間を制限し、家庭での学習を充実させるような指導が必要」としている。
アンケートによると、2時間以上テレビゲームをする生徒の割合は37・8%で、前年度に引き続き全国平均(35・4%)より高かった。このうち、ゲーム時間3時間以上は21・1%(全国平均20・3%)、4時間以上が11・5%(同11・0%)と、いずれも全国平均を上回っている。
塾や家庭学習など授業以外の学習時間が平日に2時間以上の生徒は31・3%で、全国平均(35・1%)を3・8ポイント下回り、前年度(34・2%)からも2・9ポイント減った。家庭学習の時間が1時間未満とした生徒は34・4%に上り、全国平均(32・0%)より高くなっている。
文科省は、今回の学力テストの結果とアンケートの回答を比較調査し、「ゲームの時間が長いほど平均正答率が低い」と分析。県内中学生の今回のテスト結果を見ると、数学で大きく順位を下げ、国語の基礎知識を問うA問題で初めて全国平均を下回った。
一方、平日に携帯電話やスマートフォンで2時間以上、通話やメール、インターネットをしている中学3年生は31・3%だった。前年度から2・3ポイント増加したが、全国平均(32・7%)を1・4ポイント下回っていた。
県教育センターは、スマホなど親の目を気にせずに遊べるゲーム機器の普及が、利用時間を押し上げていると指摘。「放課後の時間は限られており、ゲーム時間が増えると、学習時間を圧迫する可能性がある」と懸念を示し、ゲームやスマホの時間と成績との相関関係について分析を進める。
県教委は「学力向上には家庭でどう学習に取り組むかが重要。宿題や課題の与え方などをあらためて検討したい」としている。
危機感を持たれた方も多いかもしれません。
我々の時代もファミコン絶頂期で同じような状況だったかもしれませんが、
親の目を盗んで、とか友だちの家に押し掛けて、とかいわゆるビフォアー5の時間であったと思います。
今回の調査事例は、子どもたちのアフター5の時間が含まれております。自分たちの成長の時間を削って、テレビゲームにふけっているのですね。
また、中学3年生になって、2時間ゲームを始めたのではなく、これまでの生活でテレビゲームが習慣付き、抜け出せなくなっているような状況なのかも知れません。
例えば1日2時間ゲームをするとして、
この2時間はどこから差し引くのでしょうか?
睡眠時間?それとも勉強時間?親子の時間?友だちとの時間?
1日24時間しか無くて、学校行くを差し引いて、最低限の睡眠時間を引いたら、何が残るのでしょうか?
中学生の平均的な生活を想像してみますと
7時起床
部活して帰宅が18時
ご飯を食べて
19時〜23時までの4時間を自由時間として
というように引き算で計算して行くと、もう勉強時間が存在しません。
また、1日2時間(1/12日)して、1年で約700時間、ざっくり1月分(11/12ヶ月)をゲームに費やしていることになるのですね。
ざっくり言って、18歳までのうち、1年半を費やしています。
さらに問題は、今回2時間を問題にしているのですが
内、3時間以上は20%
内、4時間以上は10%
とあり、いったいこのたちはどんな生活をして、将来設計はどうなっているのか?
僕は、不祥、学校評議委員もしていて、
これらの生データを見る機会があるり、
実際、地域の子どもたちと接する機会が増える中で、
一人の大人として何ができるのか?
そんなことばかり考えてしまいます。
駅でボードゲームをする風景。
これは、全く問題ではありません。
====以下、引用http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/education/20140827000151
文部科学省が2014年度の全国学力テストに合わせて実施したアンケートで、香川県内では平日に2時間以上テレビゲーム(スマートフォンや携帯式ゲーム機を含む)をする中学3年生が約4割に上り、全国平均を2・4ポイント上回ったことが分かった。また、家庭学習の時間が全国平均より短いことも明らかになり、県教育センターは「ゲームの時間を制限し、家庭での学習を充実させるような指導が必要」としている。
アンケートによると、2時間以上テレビゲームをする生徒の割合は37・8%で、前年度に引き続き全国平均(35・4%)より高かった。このうち、ゲーム時間3時間以上は21・1%(全国平均20・3%)、4時間以上が11・5%(同11・0%)と、いずれも全国平均を上回っている。
塾や家庭学習など授業以外の学習時間が平日に2時間以上の生徒は31・3%で、全国平均(35・1%)を3・8ポイント下回り、前年度(34・2%)からも2・9ポイント減った。家庭学習の時間が1時間未満とした生徒は34・4%に上り、全国平均(32・0%)より高くなっている。
文科省は、今回の学力テストの結果とアンケートの回答を比較調査し、「ゲームの時間が長いほど平均正答率が低い」と分析。県内中学生の今回のテスト結果を見ると、数学で大きく順位を下げ、国語の基礎知識を問うA問題で初めて全国平均を下回った。
一方、平日に携帯電話やスマートフォンで2時間以上、通話やメール、インターネットをしている中学3年生は31・3%だった。前年度から2・3ポイント増加したが、全国平均(32・7%)を1・4ポイント下回っていた。
県教育センターは、スマホなど親の目を気にせずに遊べるゲーム機器の普及が、利用時間を押し上げていると指摘。「放課後の時間は限られており、ゲーム時間が増えると、学習時間を圧迫する可能性がある」と懸念を示し、ゲームやスマホの時間と成績との相関関係について分析を進める。
県教委は「学力向上には家庭でどう学習に取り組むかが重要。宿題や課題の与え方などをあらためて検討したい」としている。