
2014年08月16日
2014年08月16日
地域イベントに誰を呼ぶか?
きみともキャンディのXデー
8月17日に向けてできることはやっておこうと思います。
イベント主催者兼企画者としてアイドルを考察したいと思います。
かつ、ステージ出演者としての立場からの意見です。
地域イベント(○○まつり、○○フェスタなど)を企画する上では「何を伝えるか?」が重要なのでありますが、
いくら伝えたいことがあっても、人が来ていただけなければ、完全な独りよがりになります。
「その情報は伝える価値がない」もしくは「伝え方を完全に誤っている」です。
ただ単なる「販売イベント」では、安いものをたくさんそろえておけば、人が来るのですが、
買い物が終わって「はい終了」となります。
で、それなりにメッセージ性のあるイベントで、
たくさんの人に来ていただくためには、
+αの要素を持たせて、これまでそのイベントに興味の無かった方に訴求するわけです。
つまり「客寄せパンダ」を誰にするかです。
ここで、ぱっと思いつくのが
(1)キッズダンス
(2)ヒーローショー・キャラクターショー
(3)芸人さん、アイドルさん
の3パターン
イベントを主催し企画し、しかもステージに立った経験からこの3者を比べるとこのようなメリットでメリットが存在します。
ざっくりとかつ暴力的に分析します。
(1)キッズダンス
○そんなに費用はかからない
○知り合いがステージを見に来る
×知り合いは(保護者など)は自分の子どもしかみない
×子どもが出演している時は、カメラをまわしてそちらに集中する
×ステージが終われば、引き潮のように去って行く
×イベントのとの絡みがない
(2)ヒーローショー・キャラクターショー
×結構高い。2ステージで最低30万円とも
○おどろくほどに親子が来る。しかも、開会から席とリをする。
○絶対、イベントには興味なく、ステージだけ見に来るという方が大量にある。
○ステージはめっちゃ盛り上がる
×開会から席とリをして一般の人がすわれない
×子どもはヒーロに興味があり、保護者は子どもの満足度に興味があるので、イベントには興味が無い
×終わったら、あっという間に去って行く。子どもたちの集中力が持たないので仕方が無いのですが
×イベントとの絡みが無い
(3)芸人さん、アイドルさん
△費用は、そこそこかかるが、ヒーローショーまでは行かない
×取り巻きが気持ち悪いと思う人がいる
○メディア露出があるので、意外といろいろな層の方が来る
○取り巻きの方が、ステージを盛り上げてくれる。しかも、自分の目当ての出演者以外のステージも盛り上げてくれる。
○出演者は生身の人間であり、独自のブログなどで主催者の情報をフォローしてくれる。
○取り巻きの方も、独自のブログで情報をフォローしてくれる。
○出演者は、ステージでイベントの情報を発信し、かつその他の時間も何かしらのフォローをしてくれる。
○取り巻きの人は、最初から最後まで会場にいてくれる。しかも、意外とマナー良く陣取る。
以上のことから、イベント主催者として誰を呼ぶか?
自ずと結果は見えてくるというものです。
僕的には「芸人さん」+「地元アイドル」という組み合わせが最高だと思います。
これを実践されたイベントとして、今年参加したのが
◆丸亀お城まつり
◆みろく納涼夏祭り
であったりします。
あとは、主催者の考えだけで、
「出演者をつうじて○○を伝えたい」だけしっかりと押さえておくと、
そのイベントは成功間違い無しです。
というわけで、その地域に、地域のイベントなどに協力的で爽やかな「地元アイドル」がいるということはとても素晴らしいことであり、
かつ、吉本興業さんの「住みます芸人」というプロジェクトは実に素晴らしいと感じるのです。
地域として、地域密着で活躍する芸能人の方をもっと大事にしましょうよ。