2014年05月21日
【レポート】扇の的

サンポートホール高松10周年記念行事として
企画コンペにより開催に至った
オール香川で作り出すオペラ
「扇の的」
「高松」と言えば「屋島」
「屋島」と言えば「源平合戦」
「源平合戦」と言えば「那須与一」
ということで
平家物語でも有名なシーン
那須与一が扇の的を射るシーンを核にしたオペラでした。
授業の平家物語では
登場人物の置かれた状況
深い心理状態が分かりかねるのですが
今回「扇の的」に至までのわずか1日間の
登場人物の心の動きを実にみごとに表現されておりました。
義経は何を見ているのか?
与一は何を求めているのか?
葵はなぜ扇の的をもったのか?
:
生死の境目にあり
人々は何を思っていたのか?
また、閉塞した現代社会に、
一筋の光明を照らすようなオペラでした。
讃岐生まれ 讃岐育ち
地域資源を活用すれば何でもできる。
そのきっかけとなる素晴らしい舞台であったと思います
扇の的
ヴラーヴィです。
さてさて、この公演を見ていろいろ考えるところがありました。
今回2日間とも超満員だったのですが
これは
「高松はオペラを受容する市民である」
ことの証拠なのでしょうか?
この公演が一週間のロングランだったら(出演者がそれを可能としたなら)
同じように満員御礼が続いたのでしょうか?
実はそれはちょっと大げさのように思えます。
確かに
今回、かなり気合いの入った企画ですし、
プロモートにも力が入り
主催者スポンサーを含め、かなりの動員がかかっておりました。
(2桁とも言わない知り合いに会いましたしね)
普段は絶対オペラにいきなさそうな方もいらっしゃいました。
「普段は興味を持たない方に発信できた」というのはある種成功でしょうし、
遠くから高いお金を出して出演者を呼ぶよりも
「知り合いが出ている」
というマーケッティングが効果的であるという実証にもなりました。
地元の良さを見つめ、新たなものを創くり出す
「温故創新」
創造都市の挑戦の一つが産声を上げた。そんな印象を受けました。
一幕と二幕の間
ホワイエからは
瀬戸内海に沈む夕日が見えます。
登場人物の心境が重なり合います。
Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 09:00│Comments(2)
│ほんまのその他
この記事へのコメント
香川県原産のオペラでした
顔見知りの方が出演していたり
どこかの演奏会で拝見した人だったり
顔見知りの方が出演していたり
どこかの演奏会で拝見した人だったり
Posted by カピパラ
at 2014年05月21日 09:14

カピパラさま
コメントありがとうございます。
まさに香川県産でしたね。
客席にも知り合いがたくさんのがいらっしゃいましたね。
コメントありがとうございます。
まさに香川県産でしたね。
客席にも知り合いがたくさんのがいらっしゃいましたね。
Posted by 幸楓
at 2014年05月21日 20:36
