2016年12月16日
【年末連載】全国に誇る食文化『餡餅雑煮』を考察する ❤ 第1回 とりあえず餡餅雑煮とは何物か?

讃岐を代表する食文化と言えば讃岐うどんですが、もう一つ忘れてはならない物があります。
それが餡餅雑煮です。
正月の雑煮で、
『白みそ出汁』+『餡餅』
という強烈な組み合わせの雑煮で、
僕を含めて、食べた経験がないと
「ゲテモノ!」と避難してしまう強烈なファーストインプレッションを持ちます。
でも、香川県全域に渡り
餡餅雑煮の文化は脈々と生き続けており、
それはひとえに
【餡餅雑煮は強烈に美味しい】ことにあります。
一般的な伝承では
「正月くらい贅沢をしたい思いから、餅の中に砂糖を隠した」
とあるのですが、
それでは、いろいろと納得いかない事象が多数あります。
そもそも、そんなこっそりした料理が、
なぜ香川県全域に広がっているのか?
こんなに広がってしまっていたら、一発でバレてしまいます。
普通に考えて、秘密にされた料理が、香川県全域に広がっることの説明がつきません。
もっともっと、特に歴史的な背景を考察して、
餡餅雑煮の真実に近づきたい。
これが僕の思いです。
では、餡餅雑煮とはどのような料理であるのか?
レシピをざっくり書くと以下のとおり。
(1)イリコ出汁の味噌汁を作る。
(2)具材は、一般的にダイコンとニンジンですが、豆腐や、里芋など季節の食材なら何でも合います。
(3)白みそ(特に甘みの濃い讃岐の白みそがベスト)を多すぎるくらい使って、密度の濃い白みその味噌汁にする。
(4)餡餅を味噌汁に入れて一煮立ちさせる。
(5)椀に盛りつけ、青のりを散らせる。

まあ、これだけのとっても単純な料理ですが、
一度食べると、これに勝る雑煮はない!と豪語してしまいそうな完成度を持った料理です。
ということで、
これから1週間かけて、全国に類を見ない雑煮である餡餅雑煮を再発見してみましょう。
Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 12:00│Comments(0)
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