2016年10月19日
【考察】秋祭りと文化継承 ~ 石清尾八幡神社 秋大祭~ その1 ♣北浜ちょうさの紹介 #北浜ちょうさ

毎年10月第3日曜日は
「高松の氏神さん」こと石清尾八幡神社において秋大祭が開催されます。

香川に来たころは、このあたりに住んでいて、
毎年10月になったら道が封鎖される。くらいの認識しかなかったのですが、
内側から行事を見てみると、本当にいろいろなことが見えてまいります。
いや、むしろ感動の連続です。
ということで、「石清尾八幡神社 秋大祭」を
みこしの担ぎ手という視点から考察してまいりたいと思います。

今回の参加は「北浜ちょうさ」というお神輿の担ぎ手としてです。
※正確には、人が乗るお神輿は「ちょうさ」と呼ばれるのですが、
分りやすくお神輿と表現しておきます。
この「北浜ちょうさ」はとても大きなお神輿で、
我々の秋祭で担ぐ調査より一回り大きく、太鼓のたたき手である子どもを4人乗せると
総重量1tとなるそうです。
意匠も見事で、
太鼓台上部の欄間の四獣(竜虎鳳凰)や

台座の波、欄干と、とても風格のある彫り物がされております。

実は、石清尾八幡神社 秋大祭において、
「過去は高松市内からちょうさが持ち込まれた」(長老の話)とのことですが、
現在は「北浜ちょうさ」が唯一のちょうさで、
お祭りの行列のトリを務めておられます。
石清尾八幡神社 秋大祭では、
「北浜ちょうさが来ないと祭りが始まらない」それくらい
そんな存在です。

実は、石清尾八幡神社 秋大祭に担ぎ手として参加したのは今回が初めてで、
その経緯も、
北浜ちょうさの方が、当地区の担ぎ手として来られていて、
そのお返しとしての参加でした。
大変お恥ずかしい話、
参加するまでは、我々の地区の秋祭の延長のようなものを存在していたのですが、
なんのなんの。
「高松の氏神さま」と呼ばれる石清尾八幡神社 秋大祭の代表のちょうさ。
すなわち、高松の頂点に位置するちょうさなのですね。
そんな、貴重な役割に参加できたことは、光栄なことですし、
何より、何の縁もゆかりもなければ、参加できなかったわけですし、
ここに導いていただけた「縁」に感激をしております。
ということで、
以降、今回のお祭りで聞きかじったことを文字として後世に残してまいりたいと思います。
Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 18:26│Comments(0)
│祭りDE子育て
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