2016年07月26日
【古高松学】その1 ♦ とても興味深いいにしえの土地「旧高松」
屋島の麓に位置するエリア
「古高松」
べつに、この地に
「古高松町」という町があるわけではなく、
17世紀初頭
ここに、高松藩の居城である、高松城があり、
その後、現高松(野原の庄)に移った事から、
それ以来この地を「古高松」と呼んでいます。
で、伝承や伝聞はいろいろあるのですが、
一体この土地は何なんだろう?
もっと踏み込みますと、この地にすむ事のアイデンティティは何なんだろう?
そんな事をずっと考えておりました。
思い立って、国土地理院にお邪魔して、
運良く明治以降の地図を2枚手に入れることができました。
この地図を良く読み込んで行くと、
「古高松」
が、いかなるエリアなのか、がはっきりと見えてきます。
明治中期の古高松(国土地理院)

昭和初期の古高松(国土地理院)

僕が注目したのは、古高松の北東の端
「津村」(津の村、津ノ村 とも)というエリア。
明治の地図を見ると、「古高松」に
古い道「高松街道」が通っています。
でも現在はこの地に
(1)古い「高松街道」
(2)JR高徳線
(3)琴電志度線
(4)県道(古い国道11号)
(5)国道11号
の5本の道があります。
でも、古高松は本来
屋島と立石山脈の狭間にある狭い道で、
しかもそこには海(現在は相引川)があるわけで、
ここを抜けないと東西の移動ができない交通の要衝であります。
JR屋島駅より東側を望みますと

写真左に向かって山がせり出して来ています。
(ちなみに写真のもっと左には屋島があります)

JR屋島の次の駅「古高松南」から東を見ると
JR高徳線と国道11号が所狭しと並走している事が分かります。

全く逆側、東から古高松を見ていますが、
現在宅地開発されている立石山脈の北端と屋島に挟まれた非常に狭いポイントになっている事が分かります。
ちなみに、過去の稜線ですが、
最北端に「妙覚寺」
※記録では江戸時代から。伝承では、12世紀から存在する寺院。
がありますので、宅地開発の最上段と妙覚寺までを結んでいます。

つまり、人、物、情報の集積点であり、
かなりの発展があった事が想像できます。
戦国時代ここに高松城があったのも、
戦略的に非常に重要な地点であった事に由来するのでしょう。
という事で、
ちょっと数回に渡って、古高松という地域を、
変わらない歴史資料である地形から読み解いてみたいと思います。
「古高松」
べつに、この地に
「古高松町」という町があるわけではなく、
17世紀初頭
ここに、高松藩の居城である、高松城があり、
その後、現高松(野原の庄)に移った事から、
それ以来この地を「古高松」と呼んでいます。
で、伝承や伝聞はいろいろあるのですが、
一体この土地は何なんだろう?
もっと踏み込みますと、この地にすむ事のアイデンティティは何なんだろう?
そんな事をずっと考えておりました。
思い立って、国土地理院にお邪魔して、
運良く明治以降の地図を2枚手に入れることができました。
この地図を良く読み込んで行くと、
「古高松」
が、いかなるエリアなのか、がはっきりと見えてきます。
明治中期の古高松(国土地理院)

昭和初期の古高松(国土地理院)

僕が注目したのは、古高松の北東の端
「津村」(津の村、津ノ村 とも)というエリア。
明治の地図を見ると、「古高松」に
古い道「高松街道」が通っています。
でも現在はこの地に
(1)古い「高松街道」
(2)JR高徳線
(3)琴電志度線
(4)県道(古い国道11号)
(5)国道11号
の5本の道があります。
でも、古高松は本来
屋島と立石山脈の狭間にある狭い道で、
しかもそこには海(現在は相引川)があるわけで、
ここを抜けないと東西の移動ができない交通の要衝であります。
JR屋島駅より東側を望みますと

写真左に向かって山がせり出して来ています。
(ちなみに写真のもっと左には屋島があります)

JR屋島の次の駅「古高松南」から東を見ると
JR高徳線と国道11号が所狭しと並走している事が分かります。

全く逆側、東から古高松を見ていますが、
現在宅地開発されている立石山脈の北端と屋島に挟まれた非常に狭いポイントになっている事が分かります。
ちなみに、過去の稜線ですが、
最北端に「妙覚寺」
※記録では江戸時代から。伝承では、12世紀から存在する寺院。
がありますので、宅地開発の最上段と妙覚寺までを結んでいます。

つまり、人、物、情報の集積点であり、
かなりの発展があった事が想像できます。
戦国時代ここに高松城があったのも、
戦略的に非常に重要な地点であった事に由来するのでしょう。
という事で、
ちょっと数回に渡って、古高松という地域を、
変わらない歴史資料である地形から読み解いてみたいと思います。
Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 07:00│Comments(0)
│『古高松』学