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2016年04月04日

高松市立新塩屋町小学校(旧)正門の桜を見て考える ★ 明治30年に建てられた門柱が語る鶴屋町の歴史

高松市立新塩屋町小学校(旧)正門の桜を見て考える ★ 明治30年に建てられた門柱が語る鶴屋町の歴史

高松市末広町に
2010年まで
新塩屋町小学校がありました。

明治25年に創立した
鶴屋町尋常小学校
その後、明治30年に
高松市鶴屋町9番2に校舎の建築が開始されたとあります。

小学校は廃校となり、現在は高松市教育センターとして利用されていますが、
今では地元の人しか使わない旧道に面して、創立当時の面影を残す門柱が
高松市指定有形文化財として保存されています。
そこに、また古くから植えられているであろう桜の木がみごとな花を咲かせています。
高松市立新塩屋町小学校(旧)正門の桜を見て考える ★ 明治30年に建てられた門柱が語る鶴屋町の歴史

門柱のいわれについては、高松市のHPに記載されたとおりですが、
戦火により、旧小学校校舎が焼け落ちたときでも、この門柱は焼け残り、
この小学校に通う子どもたちを見守ってきました。

今ではこの門は閉鎖され、この門をくぐる子どもたちはいませんが、
モダンで荘厳な門扉と門柱、そしてそれに覆い被さるように咲き乱れる桜、
門扉から除かせる蘇鉄、その蘇鉄の周りにしかれた花崗岩の石畳は、
当時のままそこにあり続けています。

先日、車でたまたま通りかかったところ、その桜のみごとさに感激し、立ち寄ったのですが、
門柱を含めた一体の風景の美しさに感動をしたのです。

たまたま、そこを日常路として使われているご夫人が、写真撮影をしている僕に話しかけられました。
この門柱を一体としたスペースは、地元の熱い願いにより保存にいたったとのことを教えていただき、
「私たちにとっては見慣れた日常ですが、それを素晴らしいと感じてくれる人がいることが嬉しい」
とおっしゃってくださいました。

文化というのはまさにそのようなもので、
それぞれがとても素晴らしいのです。
ただ、そこに居続けていると、当たり前になり気が付かないことが多いのですが、
他から見て評価を受けるとそれが如何に素晴らしいものかを再確認できます。


文化も文化財も、使うことによって命を得ていきいきとします。
でも、ここまで素晴らしい建造物が、今は文化財として眠っている状態なのですが、
これをどうしたらもう一度、活きた文化財として活用できるのか?
ふとそんなことを考えたりしながら、春の麗らかなひとときを過ごしたのです。


この美しい風景はもう数日しか見られないので、お近くに立寄の際にはぜひ足を運んでください。
高松市立新塩屋町小学校(旧)正門の桜を見て考える ★ 明治30年に建てられた門柱が語る鶴屋町の歴史
高松市立新塩屋町小学校(旧)正門の桜を見て考える ★ 明治30年に建てられた門柱が語る鶴屋町の歴史
高松市立新塩屋町小学校(旧)正門の桜を見て考える ★ 明治30年に建てられた門柱が語る鶴屋町の歴史


高松市立新塩屋町小学校(旧)正門の桜を見て考える ★ 明治30年に建てられた門柱が語る鶴屋町の歴史
昭和51年に小学校6年生であった佐々木くん(今は40前ですが)の作文も掲載されており
この門が、どれだけ多くの人に愛されているかが伺えます。


高松市HPより引用

旧新塩屋町小学校門柱
■指定区分   市指定有形文化財
■指定年月日 平成23年3月8日
■所在地    市総合教育センター(高松市末広町5)
■解説
 花崗岩製の門柱は、主門とその両脇に付属する脇門の2対4基からなる。主門の門柱は断面長方形で、基底部は土台状にひとまわり大きく、柱の上部4面には浅い六角形の彫込みによる装飾が施され、頂部は四角錘の笠形となる。笠と柱の間にコンクリートが認められることから、別造りである可能性が高い。地上高3.35メートル、断面幅42センチ、奥行き33センチを測る。脇門の石柱は主門とほぼ同形式であるが、やや小振りで、地上高2.93メートル、断面正方形で30センチ角を測る。門の開きは主門が3.08メートル、脇門が1.14メートル、門全体の幅は7.14メートルを測る。
 門柱は高松市立鶴屋町尋常小学校(昭和16年4月に鶴屋町国民学校に改称)の校舎建築が始まった明治30年(1897)頃に設置されたと考えられる。その後、約50年間正門としての役割を果たしてきたが、昭和20年(1945)7月4日未明の高松大空襲によって鶴屋町国民学校は校舎が全焼し、爆撃や機銃掃射にも耐えて残ったのは4基の門柱だけであったという。同校は昭和21年(1946)3月に閉校となったが、23年(1948)4月1日に開校した新塩屋町小学校の正門として現在地に移設され、以後平成22年3月31日の閉校まで62年間にわたって威風堂々たる姿で学校を守ってきたものである。
 長年の風雪と戦火に耐えて、多くの新入児童を迎え、また卒業生を送り出し、学校施設と学童の安全を見守ってきた花崗岩製の門柱は、鉄製の門扉や門飾りの取付け・取替え穴が残り、数次にわたる改修を経ながらも、学校の歴史を伝える貴重な遺産として保存されてきたことを物語っている。本市における小学校教育草創期からの歴史の重みを十分感じさせるとともに、製作当時の気品と風格をよく伝え、他に類を見ないものである。





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Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 07:00│Comments(0)お花DE子育て
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