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Posted by あしたさぬき.JP at

2015年12月07日

【考察】すきドルPROJECT2.5 CM枠争奪戦

カラオケシステム
「すきっと」が主催する企画

すきドルPROJECT2.5 CM枠争奪戦
が12月7日(月)午前0時を持って終了しました。
香川の代表として参加した我らが
きみともキャンディ&CoCoデコルですが、

きみともキャンディ が9位
CoCoデコル が14位

と言う結果で終了しました。
(確定値未定)




まず、
きみともキャンディ&CoCoデコルメンバーの皆さん
おめでとうございます。

そして、参加されたメンバー&ファンの皆様お疲れさまでした。

結果的にはこのとおりなのですが、
個人的には、今回の企画は実に素晴らしい物であったと感じております。
そして、それは結果ではなく過程がとても素晴らしかったのです。

この興奮が冷めないうちに、まとめておきたいと思います。

まず、今回の
すきドルPROJECT2.5 CM枠争奪戦
ですが、全国の地元アイドルさん55ユニットによるCM枠の争奪戦なのですが、
その判断基準が
すきっとシステムによる歌の評価点×歌唱時間数×10が
すきドル
としてポイント加算され、その合計点で競います。
ようは、高得点で、たくさんの人が歌えばいいのですが、
基本的に地元アイドルさんは全国的に知名度のそこまでではないので、
ユニットメンバーと関係者(つまりファン)が
どれだけカラオケに時間を捧げられるか?
それを試される企画となります。

マイク序章
さて、11月9日から企画はスタートしていたのですが、実は1週間ほどは全体的に静観していた状態。
ただ、前回も参加されたユニットは、企画のツボと言うのを心得ているので、
ガンガン得点を加算されており、その他のユニットは鳴かず飛ばずの状態でした。

11月19日時点で
きみともキャンディ 28万点
CoCoデコル 20万点
と言うような状況でした。

マイク11月16日
ここで、いち早く火ぶたを切ったのが
CoCoデコルゆーみん。
一人カラオケに行って、高得点をたたき出したところから、ファンとメンバーが動き始めます。
ファンの皆様も、ゆーみんの最高得点を目標に歌うのですが、なにぶんその高得点を出すことができない。
さすが持ち歌。ブレスのタイミングや、微妙な音程等、本人にしか分からないコツがあるのでは?
ファンは、そのような試行錯誤を繰り返していきます。
それに伴い、点数も徐々に加算されていきます。

引き続き、あいりさんも、カラオケで、高得点をたたき出したとを綴ります。
さすがアイドル、一般人とは違うところを見せつけてきます。
ちょうどこのころは、90点以上が出るとルーム料金が半額になることも有り、
90点越えが目標になります。
メンバーのブログや、ファンのツイッター上で、
カラオケで長時間歌ったことや、
すきっとシステムの採点の辛さなどが、
また、高校生のファン同士で平日の昼間に行って高得点に挑戦したことや、
世代が異なる(3倍以上も年齢が離れた)ファン同士でカラオケに行ったことなどが
情報共有され始めます。

しかし、点数の伸び、順位はまだまだ微々たるものでした。

マイク11月24日
そして、蜘蛛の巣のごとく策を張り巡らし、狙い澄ましたかのように核弾頭を投下し始める、りなたん。
目的のためには手段を見定め、ブレないという、これまでは表に出さなかったストイックさを発揮します。
(今回の企画では、行動が数値として残るので顕在化します)
最終局面まで、
CoCoデコルの「kiss me kiss me」を一切歌わずに、持ち歌「恋とカプチーノ」のみに時間を投入し、
かつ、90点代後半をたたき出して、アイドルとしてのポテンシャルの高さを見せつけていきます。

ここで、ファンも(多分メンバーも)気が付き始めます。
この企画は
「一人カラオケで、1曲を、ひたすら長時間歌う」企画であることに。
最後10日間。
メンバーがカラオケで長時間歌い続けたことがブログにアップされます。
もちろん、メンバーの行動は全て点数に反映され見えるようになっているので、
メンバーの頑張りにファンもそれにつられ、
きみともキャンディ推しのファンは「恋とカプチーノ」一本で
CoCoデコル推しのファンは「kiss me kiss me」一本で
突き進みます。

ファンはメンバーと顔を合わせることは無いのですが、
同じ時間を共有しているような感覚を持つことができます。

実は、ここで「ゆーみん」が体調不良のため戦線を離脱しています。
ゆーみんの不在をカバーしたのが「ジーナ」さん(たぶんるかちゃん、でなければももちゃん)。
最後まで、その正体は分かりませんでしたが、
これまで誰も出したことの無い高得点で長時間歌い続け、点数をぐいぐい引き上げていきます。


マイク12月2日

そして、さらに局面が動いたのが
全体的な順位の大局も明らかになり始めた12月2日(水)。

これまで、「恋とカプチーノ」しか歌ってこなかったりなたんが、「kiss me kiss me」を1時間歌います。
折しも、ジーナさん(たぶん、るかちゃん)も「恋とカプチーノ」を1時間歌います。
得点的には
きみともキャンディ 280万点(9位)
CoCoデコル 140万点(14位)
と言う状況。



実はこれはとても大きなメッセージであり転機でありました。
順位の大局が明確になり、今後、CoCoデコルときみともキャンディに得点が分散すると、両方とも10位を切ってしまう危険性があります。
事務所的にも、ユニット的にも、いずれかを10以内(できれば6位以内)に入れることが、
戦略的な最優先事項となります。
そのためにも、現在順位的に優位な「恋とカプチーノ」のみを歌うと言う戦術を徹底しなくてはなりません。
しかし、きみともキャンディもCoCoデコルも自分たちから
「ファンの皆様、これからはきみともキャンディの順位を上げることに力を注いでください」
こんなことは、彼女から積極的に発信できるはずもありません。

そこで、彼女たちはこのメッセージを、
お互いの曲を1時間ずつ歌う
ことでファンに発信をしたのです。

このメッセージをどれだけの方が正確に受け取ったかは分かりませんが、
(というか、この解釈が正しいかどうかも定かではないですが)
ここから、ファンはきみともキャンディ「恋とカプチーノ」に全力投球し始めます。
「kiss me kiss me」の再生回数が止まり、「恋とカプチーノ」の再生回数が一気に上昇していきます。
それはもうてきめんに。

マイク12月4日
そして、最後の山場。
きみともキャンディもCoCoデコルも和歌山遠征という、メンバーがこの企画に時間を費やせない2日間を迎えます。
たぶん、この2日間で、他のユニットは最後の攻勢をかけてくるだろう、10位以内も危ういかもしれない!
そのような予測ができる絶望的な状況の中で、
またしてもりなたんが、最後の核弾頭を投下します。
金曜日に、可能な限りの時間を「まねきねこ」で費やし、かつその日のブログで
「このバトンをつないで!」とファンに託します。

まさにこのタイミングしか無いと言う狙い澄まされた時間、そして狙い澄ました内容。
ここで、留守番組(要は、和歌山遠征についていかないファン)が奮起。
Twitter上が、にわかにバトンパスのことで騒然とし始めます。
そして、りなたんのメッセージを的確に受け取り、
深夜〜早朝〜日中とまさにバトンをつなぐかのごとく、「まねきねこ」に通います。
しかも、ファンは、あちこちに散らばり、お互いの連絡先すらも知らない状況で、
示し合わせたかのように。
このバトンパスはほんと神憑っていました。
当日、深夜までの会議や、早朝からの勤務で、ほぼ夜通しTwitterを見ていたのですが、
このやり取りは切れることがありませんでした。
その行動は、日曜日の夕方まで続き、日曜日の午後4時時点で
きみともキャンディ 420万点(7位)
CoCoデコル 168万点(14位)

ここで、ファンの「まねきねこ」通いはストップ。
他のユニットが大攻勢をかけ順位を上げる中で、選挙速報を待つ選挙事務所のごとく、結果を静観します。
そして、最終12月7日午前0時
きみともキャンディ 4293123点(9位)
CoCoデコル1678128点(14位)
で企画はゴールを向かえたのです。
ゆーみんが口火を切り、りなたんが全てのタクトを振った、そんな4週間でした。



マイク総評
実は、きみともキャンディとCoCoデコルは同じ事務所からの出場で、ファンが丸かぶりする中で、
しかも、ユニットメンバーがきみともキャンディ(2人)、CoCoデコル(2人)という少数、
かつCoCoデコルのゆーみんが体調不良で戦線離脱というかなり不利な状況でしたが、
終わって見ると、両ユニット合計して
590万点。
これは、全体の5位レベルに相当する得点を獲得したことになります。
その意味では、初参加ながらかなりの健闘をしたと言っても過言ではないかもしれません。

また、他のユニットでは、一人で100万点を献上するファンもしくはメンバーが入る中で
多くのファンが少しずつポイントを重ね、積み上げた得点と言うのも、
他のユニットではあまり無い事例のように思われます。


そして、その結果以上に、
メンバーとファン、またファン同士、非常にコミュニケーションがとりにくい中で、
ツイッターや、イベントの合間などで、少ない情報交換をしながら、
試行錯誤して、その時々で最良の選択をしながら、結果を導き出した、
という過程がとても素晴らしかったと思います。
「想い」と確実に情報交換できるツールさえ有れば大きなことをなしえることができる。
まさにそんなことを具現化したようなストーリーでした。

この一連の企画を通じて、ファン同士、かなり親密になれたと思いますし、
メンバーとファンの絆(これだけはどうかわかりませんが)も深まったのではないでしょうか?

ほんと素晴らしい4週間(実質2週間)でした。

改めまして、
きみともキャンディ&CoCoデコルメンバーの皆さん
おめでとうございます。
そして、参加されたメンバー&ファンの皆様お疲れさまでした。
数日間はゆっくりしましょう^^


注1:今回の考察は、大部分は事実に基づいて書いていますが、一部憶測で書いている部分が有ります。
注2:りなたんを中心に書いていますが、他のメンバーが頑張っていないのではなく、りなたんのポイントの重ね方や行動が特徴的であったからです。  


Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 01:03Comments(0)きみともキャンディ&cocoデコル