2015年01月13日
橙(だいだい)に関する考察〜その1
先日、野菜ソムリエの勉強会で
酸っぱい柑橘(香酸柑橘)について食べ比べをしました。
そこで
ちょっとマニアックですが
「橙(だいだい)」についての議論になりました。
意外と楽しくかつ、意外とあまり知られていないことなので、改めてココで
「橙(だいだい)」についてまとめて行きたいと思います。
考察その1〜「香川と言えば橙でしょう!」
県毎に、その県を代表するという香酸柑橘というものが在ります。
四国では実は特徴的な品種があり
■徳島県=酢橘(すだち)
■高知県=柚(ゆず)
■愛媛県=??スイマセン不明です(情報求めます)
■香川県=橙(だいだい)
と表現できます。
そもそも、酸味の調味料である「酢」は米から作るので、結構重要な食品でした。
そこで、その代わりとして酸っぱい汁を持つ、香酸柑橘は非常に重宝されてきました。
代表的なところでは、高知県の山間部にあるゆずの果汁を使った、ゆず寿司があります。
まあ、こんな感じで、柑橘の汁というのは日常的に「酢」の代替品として活躍してきたのだと思われます。
で、香酸柑橘は県毎に特徴的な品種が栽培され、また経済品目として栽培された規格外が地元に流通する等で、地域毎に特徴的な品目へと収斂して行ったのだとざっくり想像がつく訳です。
で香川県の香酸柑橘は何かとなると
「橙(だいだい)」が思い浮かびます。
まあ、香川県だけではないのでしょうが、
「橙(だいだい)」農家の庭先で一般的に植え付けられており、味もそこそこ在り、果汁も多く、非常に頑丈と活用のしがいのある柑橘です。
家庭消費だけでなく、お飾りではなく食品としての
「橙(だいだい)」もまだまだ流通量はしっかりしています。
確かに、ここ20年くらいは、新しい品目を模索する中で
レモン、ライム(高松市鬼無、下笠居)、ユズ(高松市塩江町)の苗を大量導入したという実績は在るのですが、
文化的な背景が無い、流通が確定しなかった等の理由で、産地化、一般化までは至っていないのが実際のところです。
ということで、意外と有能な香酸柑橘
「橙(だいだい)」を、
是非是非一度使ってみてください。
酸っぱい柑橘(香酸柑橘)について食べ比べをしました。
そこで
ちょっとマニアックですが

意外と楽しくかつ、意外とあまり知られていないことなので、改めてココで

考察その1〜「香川と言えば橙でしょう!」
県毎に、その県を代表するという香酸柑橘というものが在ります。
四国では実は特徴的な品種があり
■徳島県=酢橘(すだち)
■高知県=柚(ゆず)
■愛媛県=??スイマセン不明です(情報求めます)
■香川県=橙(だいだい)
と表現できます。
そもそも、酸味の調味料である「酢」は米から作るので、結構重要な食品でした。
そこで、その代わりとして酸っぱい汁を持つ、香酸柑橘は非常に重宝されてきました。
代表的なところでは、高知県の山間部にあるゆずの果汁を使った、ゆず寿司があります。
まあ、こんな感じで、柑橘の汁というのは日常的に「酢」の代替品として活躍してきたのだと思われます。
で、香酸柑橘は県毎に特徴的な品種が栽培され、また経済品目として栽培された規格外が地元に流通する等で、地域毎に特徴的な品目へと収斂して行ったのだとざっくり想像がつく訳です。
で香川県の香酸柑橘は何かとなると

まあ、香川県だけではないのでしょうが、

家庭消費だけでなく、お飾りではなく食品としての

確かに、ここ20年くらいは、新しい品目を模索する中で
レモン、ライム(高松市鬼無、下笠居)、ユズ(高松市塩江町)の苗を大量導入したという実績は在るのですが、
文化的な背景が無い、流通が確定しなかった等の理由で、産地化、一般化までは至っていないのが実際のところです。
ということで、意外と有能な香酸柑橘

是非是非一度使ってみてください。
Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 08:00│Comments(0)
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