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2013年10月23日

【考察】秋祭りの意義

今年、この地区に引っ越して来て6年目にして、初めて秋祭りにフル参戦しました。

私が生まれ育ったエリアには、歴史がなく
まつり等にも全く無縁だったので
「秋祭り」のシステムというものがさっぱり分からなかったのですが、
今回、1週間参加してみて、たくさんの発見をすることができました。
*祭りのある地域の方にとっては至極当然なことなのですが、エリア外のものにとっては全く理解できない文化であるために、整理の意味も込めて、いろいろ書いておきます。

本当にいろいろ発見の多い1週間だったのですがその中でも
【秋祭り】
という行事の意義について考察して参りたいと思います。

*別に僕は敬虔な神道信者ではないので祭りの方法論について論じるつもりは毛頭ございません。
==========
【考察】秋祭りの意義
ちょうしんまずそもそも秋祭りとは

五穀豊穣に感謝する祭りである。
一年の実りを神様に感謝しに神社に詣でる。
別名「秋の正月」とも称される

稲作を中心とする農耕民族の日本人としては
この10月の収穫に次の一年の生活がかかっております。
雨風日照りを乗り越え、無事に収穫を終え、
その実りを感謝し、みんなで祝う。

今でこそ、目の前の茶碗によそわれた一膳と稲作を関連づけてイメージすることがなくなっているのですが、
この一膳のために、1年間の苦労があるということを念頭に置くと
実に、当然な行為なのと感じてしまいます。


ちょうしん神輿を奉納する

秋祭りのシンボル的な存在として神輿(太鼓台とか、ちょうさとか、いろいろな呼ばれ方をします)
いわゆる「おみこしわっしょい」です。

地域の感謝の気持ちを、御神輿にして現しているのですね。


ちょうしん御幣を持って町内をまわる

町内の門門を回り
玄関のとをたたき
お金を集めて回ります。

最初は「何と恐ろしいシステムなのか」
と思っていたのですが
そうではなく

秋の実りを感謝に神社に行くのに
地域の全員が全員、詣でるわけではないので
地域の代表者が地域みんなの代わりに神社に詣でるのですね。

そのための行きがけの駄賃ということで頂くというシステム。
神輿等をかつくなどに携われないために、金銭的な支援で地域を盛り上げるというシステム。


ちょうしんで秋祭りの意義

秋祭りの意義は実に多く
祭りうちわ文化的な側面
祭りうちわ地域のつながりという側面
の少なくとも2面からは考察ができます。


祭りうちわ文化的な側面
とは、地域で伝承されている無形の文化財の継承です。

祭りのためには神輿を組んだり、歌を練習したり、楽器を演奏したり。。。。
いろいろな文化が親から子孫へ継承されています。

にも書いたように
地域ごとに「唄」が継承され
80歳の地域の長老から小学生へ口伝により伝えられています。
その唄も、わずか数キロはなれた隣町とは、節回しや歌詞が微妙に異なり、独自の進化をとげ継承されて来ています。
太鼓のバチさばき、笛の音、獅子舞の動き。。。。
そして神輿の組み方まで
【考察】秋祭りの意義
このデジタルな時代にビデオやCDではなく、口伝により伝承される。(もちろん記録は残しているでしょうが)

また、御幣をもって地域を回ると
「よう来てくれたね」「待っとったで」
と地域が一体となって盛り上げる文化が存在しています。

一部地域の特筆すべき文化が「無形文化財」として登録されていますが
登録はされずとも、各地に残る祭り文化は、
量に違いがあれども
いずれも無形文化としての意味合いは十分に果たしている。
そのように思えて仕方ありません。

私たちが年老いていなくなったとしても
「祭り」という文化は連綿として地域に受け継がれ
50年も100年も同じことが繰り返されていくのですね。


祭りうちわ地域のつながりという側面
「祭りと地域のつながり」はいろいろなところで言われるのですがどんなつながりがあるのでしょうか?折角なので揚げてみましょう。

リストマーク3A80代〜あかちゃん までが、「祭りを楽しむ」という同じ目的で、いっしょの時間を過ごし、同じ文化を共有する。
リストマーク3A小学生だけでなく、未就学児から、中学高校生がいっしょに楽しみ、上級生は下級生を見て、下級生は上級生に憧れる。リーダーシップとロールモデルの体感。
リストマーク3A普段は、顔を合わすことのない、地域の父親世代が、同じ目的で、同じ時間を過ごす。
リストマーク3A地域の家々を回ることで、普段は職場や学校でしか顔を合わせない人が、「近所に住んでいるのだ」と感じ、安心感や親近感を持つことができる。
リストマーク3A地域には、小さな商店があり、その地域に根ざした商店が、陰ながら地域を支えてくれていることを実感する。
リストマーク3A地域を歩いて回り、エリア、家、道、人を自分の感覚で理解できる。
リストマーク3A子どもたちを地域全体の大人でみることで、地域のセキュリティが向上する。

祭り一つで、現代の地域が抱える問題がかなり解決の方向に向かいます。
ただし、お金をドカンと投入してしてしまうと、「金の切れ目が縁の切れ目」となるので、
地域や運営団体の身の丈に応じた運営・規模というのは大事なのでしょうが。


ちょうしん祭りの今後
元々地元の人はいいのですが、よそからその地域に入ってくると、その文化が全く理解できず、祭りの存在に気が付きません。
さらに、自治会加入率が落ちる中で、地域の子どもたちのところに情報が全く届かないのです。

「祭り文化」の活性化のためには「子ども」の存在が必要で、文化の担い手となる「子ども」を活動の中心に据えることで地域が一つにまとまってきます。
そのためにも、地域の「子ども会」と、子どもたちに情報伝達ができるスタッフの存在意義は大きなものなのでしょうね。



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Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 08:00│Comments(0)野菜DE子育て
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