2013年07月02日
市場トリビア~ん ~第25回 終わる,初夏~
今日は半夏生!
★市場トリビア~ん
~第25回 終わる,初夏~
7月2日は七十二候で「半夏生」です。
半夏生(はんげしょう)と読みます。
書き下し文では「半夏生ずる」となります。
「半夏生」は七十二候の内でも,それにまつわる行事がまだ現存する稀有な記念日
でもあります。
問題:「半夏生」とは実は植物の名前なのですが,何の植物でしょう?
解説:ハンゲショウ(カタシログサ)のこと。ちょうど「半夏生」の時期に葉の一部が白く色づきます。ちなみに,「半夏」とは漢方にも使われる植物の烏柄杓(カラスビシャク)のこと。
「半夏生」は農業においても,讃岐の食文化においても忘れてはならない節目の日です。「半夏半作」という言葉もあるように,この日までに田植えを終わらせてしまわないと,稲の収量が極端に減少すると言われております。
田植えをこの日までに終わらせて,田植えの慰労をする日でもあります。
また,香川県には「サノボリ」という文化もあり,田植えを終えた日をみんなでお祝いします。
今でこそ機械化されて,短時間のうちに大面積に稲を植え付けできるようになりましたが,一昔前までは,田植えというのは各地における一大イベントでありました。
一年の食料を確保するために田植えをして,その最後をみんなでお祝いするという記念日なのですね。
実は,全国的に「半夏生」にまつわるいろいろな食文化が現存します。
★香川県には「半夏うどん」などを食べながら田植えの疲れを労います。
★また,「はげ団子」も添えられます。高知県大豊町には「半夏団子」という文化が
ありますので,「はげ」は「半夏」がなまったものと思われます。
★小豆島では「虫送り」という行事をして,稲の生育を祈願します。
★関西では蛸を食べるようです。
★福井県大野市では「サバ」を食べるようです。
★奈良県や和歌山県では小麦を混ぜて餅をつき,きな粉まぶす「半夏生餅」をいただ
くようです。
*たぶん調べれば調べるほど,各地に残る食文化が明らかになってくると思われます。
このように,「半夏生」の文化を改めて考えますと,日本人を稲作との深いつながりを改めて実感します。
皆様は,「半夏生」をどのように迎えられますか?
さあ,夏の到来です。
なお,このFBの内容は,ラジオ番組にてお話します。
★★FM香川(78.6MHZ)
JOY-U culb
旬感レシピ
7月3日(水)16:40頃
Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 08:00│Comments(0)
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