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Posted by あしたさぬき.JP at

2011年08月22日

やっぱり馬渕うどん







先日
イベントの準備でいろいろ回ったのですが
途中昼食をどこにしようかと考え抜いたあげく
結局
馬淵うどんさんにしました。


このような暑い時には
つるつるつるとした喉越しの

コシがあるのに
やわらくつるっとした
馬淵うどんさんの
麺は
最高です。  


Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 17:14Comments(0)その他の食DE子育て

2011年08月22日

冷静な対応を


かなりまじめに

最近
放射線に対する過剰反応のニュースが流れます。


先日も
某市の学校給食が
「東北産の生鮮食料品の取扱を止め
全量自県産で行く!」

と明言されていました。

この発言の危うさを分析してみます。


今回の事例を例にとりますと。
■給食原材料を県内産にたよると
(1)物品の調達が異様に難しくなります。
→給食費の値上がりは誰が負担するのでしょうか?
 保護者ですか?行政ですか?

(2)価格競争がなくなるので原材料の値上がりが容易になります。
→給食費の値上がりは誰が負担するのでしょうか?
 保護者ですか?行政ですか?

(3)原材料の種類が限られてくるのでメニューが単調になります。
→子どもたちの声に誰がどう回答しますか?
 学校の先生に負担がかかります。
 また科学的であることを要求される教諭が感情的な意見を言わなくてはなりません。

(4)自然災害などのリスクが増えます。
→これからのシーズン 台風・大雪などにより自県産が流通しない時がありますがこの時の品揃えはどうしますか?
 極端な話「ご飯と味噌汁」というメニューを許容できますか?

(5)原材料の突き詰めが始まります。
→例えば味噌に使われている大豆はどこのものを選びますか?など
 加工品の原材料を突き詰めると、価格が高くなり
 極端な話 食べるものがなくなります。
 生鮮食品だけ地産地消というのはおかしな話ですよね。

僕がめんどい保護者なら
「塩は?醤油は?油は?・・・」
とまで、とことんまで原材料を追求するでしょう。




放射線の影響に限らず
食品の健康リスクを考える際に
最も重要となることが
「規制は緩過ぎず厳し過ぎず」です。

緩過ぎると「健康被害」という形で生活者にデメリットが生じます。
厳し過ぎると「食べるものが無い・極端に高くなる」という形でデメリットが生じます。


なんかこの台詞はどこかでも使いましたが
「結局割りを喰らうのは生活者なのです」



一個人がどのような意見を言うかは
あくまでも個人的なことでいいのですが

行政のような
科学的・広域的な視野が必要とされる機関が
このような意見を言うのは
ちょっと危うさを感じます。


野菜ソムリエとしては
(1)出荷制限区域のもは流通していません
(2)一般生活レベルでの摂取では、健康障害は出ないとされています
という視点から
■冷静になりましょう
■過剰反応はやめましょう
■普通に生活しましょう

と申しあげたいです。

  


Posted by ゆうみんのいい奈良漬け at 12:29Comments(1)野菜DE子育て