2016年09月30日
内子座(重要文化財) ❤大正時代に作られた芝居小屋

愛媛県内子町にある芝居小屋
内子座(重要文化財)を訪問する機会を持ちました。

内子座は大正年間に建築された芝居小屋。
当時、地域の資産家が資金を出し合って作った
稀に見る建造物です。
大正時代と言えば、
アールデコなど大正モダンの風が吹いた時代ですが、
この芝居小屋は、そこまでモダンな作りは見えませんが、

天井シャンデリアや
天井に埋め込まれた電灯など、
当時は最先端の技術を駆使していたのでしょうね。
そもそも、芝居小屋の多くは、江戸時代に作られたもので、
香川県の「金丸座」もそのころの施設。
また、四国山中には、もう打ち捨てられた芝居小屋が多く存在するとも言われています。
大正時代に、
このような地方のちいさな町に
これほどまでの芝居小屋が作られていたことに感激をしました。

傾斜を付け、見やすさに配慮された客席。


花道のすっぽんと
床下の構造。


開店する舞台と、
奈落の構造。

二階席からの眺望。実に臨場感があります。
そして何より、
この芝居小屋は、
年間100日は公演等で活用をされており、
歌舞伎や文楽だけでなく、
バレエ、落語、弁論大会や児童の発表会なども行われている、
実に素晴らしい生きた重要文化財です。
和ゴシックなとても素晴らしい劇場でした。
ん?
ゴシック?
ゴシックと言えば
我らが香川のアイドル
CoCoデコル

このステージでの
CoCoデコルのライブしたら
凄いやろーなー。
と考えついたんですが、
でも、町外在住者で
1日52000円で
リハ、楽屋使用、冷房、休日料金、音響さん、照明さんなど考えたら、
ちょっと厳しーなー;;
と、いう結論いなってしまった次第です。