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2016年06月27日
【レポート】南野陽子デビュー31周年リサイタル〜シンデレラ城への長い道のり❤稀代のアイドル「南野陽子」の幕が閉じた日
希代のアイドル南野陽子さんの
30周年のコンサートが2月に行われました。
この事実を知ったのが、コンサート当日の夜。
30年ほど前、南野陽子さんのファンになり、それから数年後、いわゆるお金が続かなくなって他界。
(まあ中学生なので、CDを買わなくなったって程度です)
でも、青春時代をともにした楽曲たちは、
その後も、心の支えとなり
(一人暮らしを始めたり、親族が亡くなったり、モモちゃんが卒業したり。。)
↑スンマセン。
30年間楽曲とつきあってきました。
ほんと、100%、CDでの付き合いだったのですが、
図らずもきみともキャンディ&CoCoデコルという、
これから押して行くに値するアイドルに出会い、
がっつりアイドルヲタを始めた時にこの情報を知りました。
30年経ってもアイドルをしている事と、
2時間にも渡る凄いステージをこなす南野陽子さんを今度は見ねば!
と心に決意した時に入ってきた情報。
南野陽子 31周年リサイタル 〜シンデレラ城への長い道のり
公式Facebookでもこのコンサート開催にいたる道のりが事細かにレポートされており、
また、南野陽子さんのコンサートは
5年に一度、10年に一度という情報もあり、
多分これを逃したら、もう一生無いだろう、そんな危機感も感じ、
これは、何が何でも行かねば!
と思いたち、チケットを予約。
一路東京に向かったのでした。
会場となる「舞浜アンフィシアター」は
ディズニーランドのそばにあるホール。
南野陽子さんの伝説とも呼ばれる
3rdアルバム「bloom」にも収録された名曲で、
彼女のこれまでの道のりと、
アイドル南野陽子というブランドコンセプトを
そして日程も彼女の誕生日のそばと言う、
まさに、the 南野陽子という、超洗練された企画。
これまで、地下の箱ばかり通っていた僕にとっては、
ちょっとカルチャーショックの巨大な建物。
2000人の会場と言うから、会場前の人だかりもハンパではございません。
開会1時間前(午後3時)に開場し会場の中へ。
会場では、グッズ販売や過去のポスターの展示が、
コンサートホールへはまだ入れないので、
物販の列に並んだり、
ヲタTに着替えたり、
ポスターに無銭がっつきカメコしたり。
フロアにも南野陽子さんの曲が流れ、テンションが高まります。
まあ、会場に来られている方々も30年来の南野陽子ファンみたいな方が多く、
強ヲタの服装や、スケバン刑事のコスプレなどなど、
まあ、普段の現場のような雰囲気^^
(ハッピはサスガに見えなかったです)
お花もこのとおり。
業界の名だたる方々から送られています。
この花は、こんな工夫をしている、この花のネタは盗める!
これだけでも十分勉強になります。
開演10分前に会場がオープン。
(まあ、そこから更に30分待つのですが)
会場内へ。
今回、7列目と言うかなりいい席をいただけ、
(要は、SWAGGの最終列みたいな感じ?)
ステージもかなり近い位置に見えます。
会場には「はいからさんが通る」のサントラが流れます。
懐かしいね〜
15:20運命のステージスタート
『スケバン刑事2』の映像が流れ、幕が開きます。
南野陽子さんはどこ?
ステージ上には、スケバン刑事に登場した長門裕之さん、蟹江敬三さんに扮した
スタッフの方が立っており、天井を指差します。
(事務所に了解済みとのこと)
何と!
天井からリフトにのって南野陽子さんさんの登場!
赤い不死鳥のようなドレスです。
オープニング曲は
♪さよならのめまい
♪悲しみモニュメント
♪風のマドリガル
デビュー当時、『スケバン刑事2』に関連した3曲をメドレーでつなぎます。
ここでMC。
挨拶や今回の登場シーンの解説など。
2月のコンサートでは幕の後から登場したとの事ですが、
今回は、それを越える演出という事で、
スタッフさんにも無理を言って、
天井からのリフトとなったとか?
「二度と同じ演出はしません!」
空からおりてくるという事で、不死鳥をイメージした
赤いドレスとなったとか?
♪夏のおバカさん
♪恥ずかしすぎて
映像作品を流している間に衣装替え
(これが名物はや着替えか!?)
2つ目の衣装は
「話しかけたかった」を彷彿とさせる、
白とピンクのドレス。
つば広の帽子もお嬢様感を醸し出します。
♪涙はどこへ行ったの
♪あなたを愛したい
♪パンドラの恋人
初期のアイドルソングもバンバン来ますが、
落ち着き、立ち振る舞いがとてもみごとです。
こんなにわずかな動きなのに、
(普段見ている現代のアイドルと比較してということ)
わずかな動きと、目線だけで会場を釘付けにします。
今は舞台を多くこなされているだけに、
本当に動きに無駄がありません。
MC
実は緊張で震えて、大変だったとの事。
特に登場が天井からだったので、もう大変だった。
あと、今回は、前回漏れた歌もかなり入れているとの事で
いろいろ考えた上で外された曲があったのでしょうが、
「漏らしたらあの曲は嫌いだろ」とか「あの頃いろいろあったから」
とか、ファンの人が邪推するから
「みんな深読みしすぎ!」と。
「100曲を越える楽曲がありますがどの曲も大切な思い出です」
南野陽子さんならではの、
ストレートで嫌みの無いブラックジョークが冴え渡ります。
「人の事ばかり心配していないで、自分の事を心配してよ」
とか^^
あと、強ヲタさんが
「立ち上がりたい!」
を叫んだのを、
反応せずさらりと聞き流し、まだ座っておくようにと暗黙のメッセージを送ります。
これは、南野陽子さんと古参のファンの方しか分からないやり取りだったんでしょうね。
ここで、階段に腰掛けて(多分このタイミングだったかな?)
♪トラブルメーカー
座り方も素晴らしく美しいです。
映像作品(制服姿など初期のもの)
3つ目の衣装はシックに紫のドレスです。
照明は落ち葉が落ちる映像照明。
♪接近(アプローチ)
♪秋のIndication
♪秋からもそばにいて
♪楽園のDoor
と、引き続きアイドルとしてノリに乗っていた頃のヒットソングが続きます。
この辺りは、どちらかと言うと映像用で、
客席というよりも、ステージサイドのカメラに向かって歌われます。
♪耳をすましてごらん
♪?
(あと、MCと曲があったような無かったようなちょっと記録も記憶もあやふや)
衣装替え4
次は大人な黒のロングコートで登場。
照明は雨が降るような映像照明。
♪ダブルゲーム
MC
ダブルゲームでステージが回転しており、
歩きながら歌われたのですが、
「傘を持って歩きたかったけど、天気がよかったので傘を忘れました」
とか
歩きながら、どんな事を考えているか?とか。
全く別の事を考えながら歌を歌われているようです。
とか、ちょっとした裏話を。
でも、お話をうかがう限り
南野陽子さんは
かなりZOONに入った状態でステージをこなされている事がセリフから感じることができます。
「クリスマスの曲が多いんですよ!」
「でも、ディナーショーには呼ばれなくて歌う機会が無くて」
という事で、クリスマスソングを披露。
♪メリークリスマス
♪僕らのゆくえ
♪KISSしてロンリネス
など、大人の曲が続きます。
実は、この時気が付いたんですが、
曲順が季節に軸にまとめられているのですよね。
南野陽子さんの曲って、季節を歌った歌が多く、
タイトルに春夏秋冬がついたものが初期でも4曲あります。
(南野陽子「NANNOのこれしき!」より)
そして、南野陽子さんの曲は
とても季節の雰囲気が上手く醸し出されており、
ほんと、集大成のようなセトリです。
最初は「夏」「秋」そして「冬」ヘと続きます。
シックな曲ばかりと見せかけて、
黒のロングコートを脱ぐと、
下は、Tシャツ+ショートパンツのいでたち、
そして、このぶっ飛んだ衣装で歌うのは、
♪へんなの!!
(この辺から会場は総立ち)
「へんなの!!」は、発売当時は賛否両論あったと聞いていますが、
このタイミングで聞くと、
結構現在のアイドルソングに通じるところがあり、
十分楽しく盛り上がることができます。
サスガです。
(途中ではけて、バンドメンバーの紹介)
さあ、ここから一気にフィナーレへ突き進みます。
後の幕が上がると、シンデレラ城のセットが。
その奥から、シンデレラの衣装で登場する
南野陽子さん
みんなが待ちに待った今回のテーマソング。
♪シンデレラ城への長い道のり
MC
今回の公演が決まったエピソード
(詳細は公式FBにもあります)
を披露。
「思い出がいっぱいつまった」
♪思い出がいっぱい
をアカペラで披露。
キーボードさんが、途中から合わせて、ワンフレーズ。
「もう中盤を越えて終わりの方よ」と
ここから、南野陽子さんの王道アイドルソング、
40代以上は、誰でも耳にした事、目にした事のあるヒット中のヒットソングの3連発です。
♪はいからさんが通る
♪話しかけたかった
♪吐息でネット
振り付けもそのままに再現します。
吐息でネット!を会場と合唱するときは!
「もう最高!」
と涙をにじませます。
MC
「コンサートはこれで最後」
衝撃の発表です。
会場は、またまた〜と意味を込めて「え〜!」と言いますが、
その決心の丈を説明されます。
「25年前、アイドル生活に不本意な形で終止符を打ち、
ずっと心に残っていました。
このようなステージをできるまで歌はやめないでおこう!と今日を迎えました。
その集大成を今回で来た事で満足。
私は、年相応の大人になりたい。
白髪まじりの70歳になって、老眼鏡をかけながら台本を読む、
そんな歳の取り方をしたい。
今回、コンサートをできて、本当に満足です。
(各方面へのお礼)」
ここまで来て、セットリストを最初から思い返すと、
南野陽子さんとして
アイドル生活に本当の意味でピリオドを打つコンサートだったのですね。
最後に客席にけて、最後のメッセージを発します。
「人生って本当に大変です。でも、お互い人生を頑張って生きましょう」
そして、アイドル生活に終止符を打ち、
アイドルとファンと言う関係性に終止符を打つメッセージソングは、
♪星降る夜のシンフォニー
「初夏の星座たちがそっとつつみこんでく」
「あなた(ファンをかな?もしくはアイドル「南野陽子」)を思うたびに、今も胸が震える」
#ファンにとってはアイドル南野陽子との決別。
「やがて白む空にフィーナーレ告げ」
そう、その歌詞の一つ一つが今の状況とばっちり重ね合わさります。
まさに、アイドル南野陽子の人生が協奏曲を奏でます。
南野陽子さんを代表する伝説のアルバム『bloom』の9曲目。
まさに、この日のために30年前に生み出された曲。
名曲「星降る夜のシンフォニー」。
会場は号泣です。
そして、2時間前、天空から舞い降りた稀代のアイドル南野陽子は、
ステージの奈落へと降りて行ったのです。
もちろん、
アンコール
♪フィルムの向こう側
にのせて、デビューから今までの南野陽子さんの写真が、フラッシュバックされます。
写真=フィルムのとおり、ばっちりの選曲ですね。
会場バックには
「NANNO 31th anniversary」の電飾が彩られます。
そして、BGMに乗って、
奈落から再びよみがえります。
衣装は、青いドレス。
もう一度曲に合わせて
♪フィルムの向こう側
MC
歌い終わりとともに、
happy birthdayの曲が流れ、ケーキが入ってきます。
南野陽子さん号泣です。
「これまで、イベントなどでスタッフさんに祝ってもらったことがありましたが、
ステージでこんなにたくさんの人と迎える誕生日は初めてです。」
と。
「風のマドリガル」の歌詞を引用して
「いろいろな出来事に、優しく接していきたい」(多分こんな感じ?)
そんな人生にしたい。
とおっしゃられました。
そして、泣いても笑っても、
アイドル南野陽子を締めくくる曲は。
♪LONELY NIGHT(夜想曲)
「アイドルとは別れ、一人で生きていきます」そんな意味でしょうか?
アイドル南野陽子との別れの曲でしょうか?
そしてアイドル南野陽子さんは、
出て来たシンデレラ城(ファンタージーの世界)へと帰っていったのでした。
しっとりと、コンサートは幕を閉じたのでした。
で、今回、物販に行ったので、握手会に参加できたんですが、
数秒でしたね。
でも、まあ、伝説に出逢えたので良しとしましょう。
「ムーンランデヴー」「日曜日のクラスメート」などいろいろ曲を期待はしていたのですが、
今回は、アイドル南野陽子のファイナルコンサートのような位置づけ。
その意味もあって、シングル曲を中心に構成がされておりました。
いろいろ聴きたい曲はあったのですが、もう、CDでしか、聞く事はできないのですね。
(こんな悔しい想いをしないように、今のアイドルさんたちを応援しようと、
改めて心に誓ったのでした。)
で、最後でしたが、アイドル南野陽子というレジェンドを間近で目の当たりにすることができました。
本当にレジェンドです。
49歳という年齢にも関わらず、当時の可愛さをそのままにステージをこなされますし、
演劇で培った演技力や立ち振る舞いの美しさ、
20歳頃のラジオで既に発揮されていたMCの素晴らしさ、
ちょっと自虐的なブラックジョークも冴え渡り、
今も衰えぬ歌唱力(ご本人は、歌詞めちゃくちゃで声も裏返ったりと言われましたが)
いや、昔は声が細かったので、当時を上回る歌唱力です。
CDで聞き直していますが、若い頃とは比べ物にならない、もうそれはものすごいパワーのこもった声です。
観客のあしらい方、
ステージから客席に向けての手の振り方、目線の配り方、目力。
そして、完璧すぎるメッセージ性がガンガンに詰まったセットリスト。。。。。
全てが全て素晴らしかったです。
そして、今日「アイドル南野陽子」は本当にレジェンドになったのです。
南野陽子さん、
31年のアイドル生活お疲れさまでした。
貴女は最高のアイドルでした。
これからも、芸能生活頑張ってください。
(芸能界は引退しません^^)
(以下、記録。分からない部分は、Twitterから情報などをいただきながら補完しました)
南野陽子 デビュー31周年記念リサイタル
〜シンデレラ城への長い道のり〜
2016年6月26日(日)
舞浜アンフィシアター
映像:スケバン刑事2
♪さよならのめまい
♪悲しみモニュメント
♪風のマドリガル
MC
♪夏のおバカさん
♪恥ずかしすぎて
衣装替え(過去のCMなど)
(白のお嬢様ドレス)
♪涙はどこへ行ったの
♪あなたを愛したい
♪パンドラの恋人
♪トラブルメーカー
衣装替え(過去のCMなど)
(紫のドレス)
♪接近(アプローチ)
♪秋のIndication
♪秋からもそばにいて
♪楽園のDoor
MC
♪耳をすましてごらん
♪思いのままに
衣装替え(過去のCMなど)
(黒のロングコート)
♪ダブルゲーム
MC
♪メリークリスマス
♪僕らのゆくえ
♪KISSしてロンリネス
衣装替え(上着をとる)
♪へんなの
この間衣装替え(シンデレラの衣装)
♪シンデレラ城への長い道のり
♪思い出がいっぱい(アカペラ)
MC
♪はいからさんが通る
♪話しかけたかった
♪吐息でネット
MC
♪星降る夜のシンフォニー
EQ
映像(過去の写真のフラッシュバック)
(青のドレス)
♪フィルムの向こう側
生誕祭
MC
♪LONELY NIGHT(夜想曲)
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